2020/10/16
【決算総括質疑終える】
おはようございます。
昨日の決算総括質疑は無事終えることができました。今回の質疑にあたっては、新型コロナウイルス感染症の影響で今後の税収減が見込まれることから、歳入を確保しつつ歳出抑制に向け、昨年度決算の改善点を指摘することを意図して臨みました。
質疑テーマは
①基金運用と財務執行について
②人材育成と働き方改革について
③宮城県地域整備事業会計について
特に①の基金運用では、3500億強の基金残高がありながら、年間1.46億、利回り0.039%という運用実績で、福岡県(0.582%)や群馬県(0.712%)等の類似団体と比較しても、見劣りしており一層の努力が必要と指摘を致しました。
知事からは「十分検討に値するご指摘なので、早急に検討したい」との答弁でした。
実は、基金の運用益は国の地方交付税算定根拠となる基準財政収入額には算入されません。
これは基準財政収入額に算入されると、税収が1億円増えても交付税は7500万円減額され、実質2500万円の増収にしかならないというなんとも不思議な仕組。
しかし、運用益は基準財政収入額に算入されないので、仮に1億円運用益が増えると、交付税は減らされず、そっくりそのまま1億円が残り、実質4億円の税収増と同じ効果があるのです。
引き続き県政発展に全力疾走して参ります。
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