2018/12/7
【見習いたい大信田金作】山本周五郎作「金作行状記」を聴く。明石藩の近習番頭・大信田金作は、代々藩の重臣を務める家柄だが、「鈍牛」とあだ名されている。心の動揺を見せず、黙々と仕事するタイプなのだ。ひょんなことから、道中で意識の朦朧とした謎の女・波江を助け家におくことに。
一方、他藩より迎え入れた近習番・猪塚幸右衛門の不当な振る舞いに不満が高まり、ある事件が勃発。こちらを主線に、大信田家の家宝「松風の茶壷」をめぐって、藩主・直常とのやり取りが伏線に。実は波江は、直常が差し向けた人物で、「松風の茶壷」を盗み出したのだ。ほくそむ直常。ところが、盗み出した「松風の茶壷」の中には、「直常の家宝を頂戴する」旨の紙片が…。▶大信田金作のような「遠謀深慮」な人物でありたいものです。
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オカモト ノブジ/64歳/男
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