選挙ドットコム

はたけやま えみこ ブログ

NHK地方議員2万人アンケートを知っていますか?

2019/8/25

 冬のある日、NHKから地方議員を対象としたアンケートが届きました。この前後の時期、首都圏のある自治体の女性議員が有権者からのハラスメント等で勇退を表明したり、雑誌AERAが女性議員へのハラスメントを取り上げた記事を掲載したり、また、私自身、考えさせられることも多くあり、かつ、私と同じ東北の地方議会で奮闘している山形県遊佐町議会の松永裕美議員の「アンケートは地方議会の実情を知って頂く絶好の機会。必ず出そう!」という強い勧めもあって、アンケートの質問項目のみならず、自由記載も紙幅フルスペースに所感や知って頂きたい現実を綴りました。

 現在、このアンケートの詳細はNHKのホームページ上で公開されているので、機会があれば皆様にも是非ご覧頂きたいのですが、就中、下付の自由記載の部分をご覧頂きたく。

 NHK地方議員2万人アンケート自由記述

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/questionnaire/opinion/

 この自由記載はテーマごとに分かれていますが、女性議員に対するハラスメントについては、皆様にも一緒にお考え頂きたいテーマなので、特記致します。

 今年の3月4日、参議院の予算委員会で、自由民主党の有村治子先生が、世界経済フォーラムが発表するジェンダーギャップで世界149か国中わが国は110位と世界に比べて女性活躍が遅れていて、殊にも政治分野についての女性活躍の遅れが足を引っ張っていることを前置きに、候補者に対して何をやっても許されるという風土が本当に健全な民主主義社会の発展にいいのか、与野党を超えて地方議員も含めて候補者ほど大変な思いに直面していること、具体的な候補者に対するアンフェアな事例を集めて、公表してみんなで候補者に対するハラスメントを避けるべきだという指摘をされました。

 これに対して、男女共同参画および女性活躍担当の片山さつき大臣が答弁に立たれ、有村先生のご指摘の通り今の男女共同参画基本計画でも、政治的意思決定において男女ともに積極的に参加し責任を担う社会でないといけないと決めて進んでいること、それとともに、ハラスメント行為自体があってはならない人権侵害であり、有村先生がご指摘されたようなことは議員になって14年目になる片山大臣ですらあるという現実、内閣府が昨年度実施した女性の地方議員4000名へのアンケートの結果ではなんと3割が女性として差別されたり、ハラスメントを受けた経験があり、それが議員活動上課題となっていると答えているという現実について言及されました。

 私自身、昼夜を問わず事務所や自宅への迷惑電話、押し掛け、一方的なメール、事務所敷地内や車輌への傷害などに苦慮し、議長や副議長に対応して頂いたこと、事務所の総括責任者とともに警察署や弁護士に相談にうかがったこともあります。事務所の大家さんやご近所の方々にも諸々ご心配頂き、何か変わったことがあったら警察署に連絡して頂いたり、後援会の方々が事務所にお留守番に来て下さったり、心のある方々に見守って頂きながら議員活動を続けております。

 今年の3月7日、議会の一般質問において、ダイバーシティ(多様性)及び男女共同参画社会の実現と女性活躍の推進、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)についての質疑を展開しました。

 私は、このうち、陸前高田市において最も意識され、尊重されなければならないのが、ダイバーシティ(多様性)であると考えています。ダイバーシティ(多様性)の尊重とは、社会の価値観が多様であることを認識し、それぞれの価値観を個性として尊重することです。価値観が多様であることは当然で、それぞれの価値観が個性として尊重されるまちでなければ、殊にも、これからの未来を創っていこうとしている若い方々が住みたい、住み続けたいまちにはなり得ません。今年、わが国の年号が「平成」から「令和」という新たな時代に移ったのを機に、また、陸前高田市が新たな総合計画によって未来を拓いていこうとしている今、日常のどこかに、自分とは違う考え方や価値観を排除しようとする傾向がありはしないか、脚下照顧も必要だと考えます。陸前高田市においては、障がいへの理解は進みつつあると評価できますが、一方では、果たして、性別、年齢、国籍、民族、文化、宗教、政治的信条の違いは「人権」「個性」として十分に尊重されているだろうか。このことをまず以て問い直したうえで、陸前高田市が掲げ続けている「ノーマライゼーションという言葉のいらないまち」の実現可能性、すなわち、人権の尊重、多様性の受容、機会の保障を基盤にしたまちづくり、また、新たな総合計画に取り入れられたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の観点の意味を市民の皆様と真に共有する必要があると考えます。また、私は、陸前高田市が強い意思、推進力を以て目指していかなければならないのが、男女共同参画社会の実現と女性活躍の推進であると考えています。このことは、少子化・人口減少に直面している陸前高田市にあって、また、地方創生という意味においても、重要な課題です。なお、男女共同参画、女性活躍については、陸前高田市が新たな総合計画に取り入れたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の到達先を示した目標を意味するゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」に該当します。

 私の後援会では、19歳~50歳までの若手が集まり、様々なテーマの意見交換をしたり、勉強会をしたりしています。学校教育では、基本的人権の尊重、男女は平等に扱われるのに、社会に出るとそうでもない、という若い方々の率直なご意見をうかがうこともあります。SDGsについては、若い方々が積極的に活動しており、また、普及啓発に努めております。

 私は、人権の尊重、多様性の受容、機会の保障を基盤にしたまちづくりに向けて、今後も若い方々とともに活動を続け、若い方々の思いが形になるまちを創って参ります。

 

この記事をシェアする

はたけやま えみこさんの最新ブログ

はたけやま えみこ

ハタケヤマ エミコ/49歳/女

月別

ホーム政党・政治家はたけやま えみこ (ハタケヤマ エミコ)NHK地方議員2万人アンケートを知っていますか?

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtube