2024/9/9
【移住者・観光客にすでに選ばれている信州では、受け入れる環境整備が追いついていない】
長野県議会の広聴事業「こんにちは県議会です」が松本合同庁舎で開催。地元団体のみなさまとの意見交換ワークショップを行い、
①安心して暮らし続けられる地域にするには
②若者・子育て世代・移住希望者の重視することは
の2点について意見をお聞きしました。
意見として
・乗鞍ではバスの接続やバス待ち環境など、外国人観光客の受入環境整備が追いついていない
・県内に二次交通が充実していないことで地域内滞留につながらない。高速交通整備の前に二次交通の充実を。
・若者から高齢者、障がい者、外国人など、多様な人で集まる共生の場づくりを多層的に設けることで、地域住民の受け入れる態勢づくりを促進すべき
・デュアルスクール制度で山間部での子育てを体験し、移住を決める人が多いが、奈川地区などの山間部には居住するための住宅がない。
・子育て世帯、特にワンオペ育児をしている女性の声を聞いてほしい。男性育休取得の制度設計を真剣に推進してもらいたい。
・合併地区は、地域の首長がいないことで地域の声や課題が離れた市役所に届きづらいと感じる。
などが挙げられました。
せっかく信州の地を移住先・観光先として選んでくれた方に対して、交通や住環境、仕事、市民の受け入れ態勢が整っていないことでそのチャンスを逃してしまうことがないように、整備を促進していくことが求められていると実感しました。
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