2024/9/12
今日は本会議。昨日に引き続き、一般質問。あと、本会議が終わった後に決算特別委員会もありました。
今日の登壇者は以下のとおり。
今日は登壇していないので、気になるところをちょっとだけ。
当事者のご家族から、市内の施設が少なすぎて市外の施設に頼らざるを得ないという話を聞いています。グループホームは特に、障がい者の住居となります。障がい者の方は保護者からの自立というのが大きな課題です。保護者が若い間は良いんですが、どうしても年を取ります。最終的には保護者も要介護者となり、一般的には年齢が上である保護者が先に亡くなります。
そうなってから自立して生きていくのはとても大変です。グループホームが絶対ということではありませんが、障がい者の方が自立して生活していく住まいとしては有効な施策です。
別に芦屋市民であっても市外の施設を使えます。その逆もまた然りですが。特に障がいをお持ちの方にとっては、慣れ親しんだ街で暮らしたいというのは希望としては大きいと聞きます。芦屋市内では選択肢がないために、やむなく他市に移り住まなければならないというのはつらいものです。
市域の狭い芦屋市です。当然、全ての障がい者の方の住まいを提供するというのは現実的には難しいです。が、障がい者の皆さんの望みについて「いや芦屋狭くて場所ないから無理なんで」と頭ごなしに否定するのもまた違うと思います。
芦屋の最大の弱点は立地がないこと。だから施設は可能な限り上に伸ばして複合施設にしていく必要があると思います。後は例えば、何年も何年も入札が不調に終わってる翠ケ丘町住宅跡地を活用するとか。障がい者施策に関わらず、やれる方法を模索するというのが自治体に望まれるスタンスだと思います。
今年度から削除しましたよとのことでした。代替として、日々のコミュニケーションや面談の折に、学校生活についてお伝えするからとのこと。
議員はこんなんおかしい!と怒ってましたが、僕はこれで良いです。教育委員会および学校の対応を支持します。1学期は大体3~4か月。それぐらいの期間の学校生活って濃密です。あんなちょっとの欄で網羅的に書くのは無理ですし、あんな欄で済ませてほしくない。短い文章だと誤解を生むというのはSNSで明らかですしね。
保育園や幼稚園だと、日々の出来事は色々な形で先生から共有されます。これが3か月に一回報告するようにしますねと言われたら、猛反発でしょ?
また、文面だと家庭でもこういうところは気を付けてほしいんですよねっていうちょっとネガティブ寄りなことは書けないそうです。とにかくポジティブに書くと。褒めるところも大事ですが、改めるべきところの共有も同じように大事であることは言うまでもない。
ちょっとネガティブ寄りな話は直接したほうが誤解がなくて良いです。言葉で書くとどうしてもきつくなってしまうので。それは日常生活でも同じですよね。言うときの表情とか、声のトーンとか、そういうので受ける印象ってまるで変わります。
先生は過酷な仕事と聞いており、それは改善しないといけないです。もっと効率的にかつ効果的にコミュニケーションが取れるのであれば、僕は通知表の記載にはまったくこだわりません。
過去二回、民生文教常任委員会で所管事務調査をやっている件です。経緯については過去ブログをご覧ください。
「児童にとっていい話だと思った」というのは、個人情報の目的外利用を擁護する話にはなりません。それは所管課課長が思っただけで、全ての児童と保護者が必ずしも有益な情報とはならないです。1泊2日で27000円って結構高いですから「高いから無理やな」と思った家庭は良い話とは思わないですよ。
また、キャンプ参加者が徴収された賛助会員費(2000円)は法人の利益として計上されます。これは公開されている過去の決算資料を見たら分かります。確かに法人はNPO法人であり、利益を分配することは許されておらず、利益はあくまで定款で定められた活動方針のために使われないといけない。
でも、これもまた擁護する内容にはなりません。株式会社が同じことをやるのは絶対に許されませんが、NPO法人ならばええんですよっていう話は理屈が通らない。
今回のケースは教育委員会で起こったことですが、市長部局においても「やってはならない判断」と副市長が答弁していました。そうなんです。言い訳しないで、ちゃんと認めて、再発防止に努めてもらいたいと思います。
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