大原 ゆうき ブログ
特別職の報酬見直しは定期的に行うべき
2024/6/18
今日は本会議。昨日に引き続き、一般質問です。今日の登壇者は以下のとおり。
氏名 |
会派名 |
質問項目 |
1 |
西村 まさと |
公明党 |
高齢者に寄り添った、ベンチの設置について |
要配慮者利用施設の避難確保について |
認知症高齢者の早期発見について |
芦屋市の特殊詐欺対策について |
2 |
浅海 洋一郎 |
日本維新の会 |
防災備品の管理について |
社会教育と健康福祉の連携について |
放課後児童クラブの利用拡大について |
3 |
中村 亮介 |
芦屋しみんの未来 |
暑い夏を乗り切るための市の考え方について |
街路樹等包括管理業務の現状について |
4 |
大原 裕貴 |
日本維新の会 |
特別職報酬等審議会の開催について |
ごみの分別促進について |
5 |
ひろせ 久美子 |
日本共産党芦屋市議会議員団 |
学校給食費の無償化について |
若者への住宅支援について |
加齢性難聴への補聴器購入費補助について |
視覚障がい者の安心な暮らしについて |
6 |
たかおか 知子 |
芦屋しみんの未来 |
未来を担う子どもの意見を市政に反映するために |
海辺や公園をとりまく南芦屋浜護岸エリアの環境と安全管理について |
市民の多様な声を反映する新しい行政アプローチについて |
芦屋市涼風町5番の教育施設用地の今後の土地活用について |
今日は僕も登壇しているので、自分のところを書きます。答弁については、後日確認してから書きます。
特別職報酬等審議会の開催について
課題・状況
- 前回の開催は平成26年(2014年)と10年が経過しており、報酬が10年間据え置かれてきた。
- 平成26年の前は平成18年(2006年)に開催されており、概ね10年ほどのスパンが空いている。
- 昨今の社会情勢は目まぐるしく変動しており、10年スパンでの開催はあまりに間が空きすぎている。
- 令和5年12月14日に開催された総務常任委員会において、総務部長が「来年度は一度、その結果がどうなるかはともかくとして、一度、報酬等審議会を開催して、御意見をお聴きするということが必要な時期にきていると考えてございます。」と答弁している。
- 阪神間では、西宮市は毎年少なくとも1回は開催すると条例で規定されており、宝塚市と川西市は3年に一度開催するという運用になっている。
確認事項
- 昨年度から総務部長は変わっているが「今年度中の報酬等審議会の開催が必要な時期に来ている」という考えに変化はないか。今年度中に報酬等審議会が開催されると思っていて良いか。
- 社会情勢は刻々と変化するものなので、定期的に見直しを行うべきである。本市は時の市長の判断に委ねる形で不定期に開催してきた。時の市長の判断に関わらず、定期的に開催するために条例に開催頻度を記載するべきではないか。
ごみの分別促進について
課題・状況
- 雑がみの分別がほとんどできていない。芦屋市の組成分析では、燃やすごみのうち3割~4割を紙類が占めている。
- 「芦屋市一般廃棄物処理基本計画」でも、紙資源の分別が「基本方針」として定められている。しかし、実施計画を見ても「課題」とは書かれているものの、具体の解決策が講じられていない。
- 焼却量が減れば、温室効果ガスの排出量も減り、焼却施設の耐用年数にも影響する。また、資源ごみは売却可能であり、分別が進むと売却益も大きくなる。
- ごみを減らすのは、ライフサイクルの見直しも必須となり、劇的な効果を生む余地はあまりない。しかし、雑がみにおいてはかなり成果を出す余地がある。
- 徐々に品質が落ちてくるカスケードリサイクルは商業ベースとして利用するには苦しく、リサイクルとしてあまり意味がない。紙の場合、レベルマテリアルリサイクルできる。国内における古紙の利用率は年々増加しており、2023年度では66.8%。また約20%が輸出されており、古紙の再利用のサイクルは商業ベースに乗っている。
確認事項
- 雑がみの回収率アップについての具体的な取組はいつ展開されるのか。
- 分別に協力したとしても、その成果が全く見えてこない。売却益や分別による焼却コストの削減効果など、成果が見えるようなデータを提供するべきではないのか。