2024/6/10
今日は総務常任委員会。以下の議案を審査しています。
種類 | 番号 | 件名 |
---|---|---|
専決処分報告 | 第2号 | 芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について |
市長提出議案 | 第52号 | 芦屋市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について |
第53号 | 芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について | |
第54号 | 芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について | |
第58号 | 令和6年度芦屋市一般会計補正予算(第1号) | |
第59号 | 令和6年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計補正予算(第1号) | |
第60号 | 財産の取得について | |
第61号 | 財産の取得について | |
請願 | 第7号 | ガザでの武力紛争の平和的解決を求める請願 |
陳情 | 第8号 | 中央公園野球場の内野の黒土に関する陳情書 |
第9号 | 中央公園野球場の照明設備に関する陳情書 | |
第10号 | 中央公園野球場のフェンスに関する陳情書 | |
第11号 | 中央公園野球場のスコアボードに関する陳情書 | |
第12号 | シンコースポーツグランド(川西運動場)のフェンスに関する陳情書 |
議案書はこちら。
議案はいずれも可決すべきもの。請願は採択すべきものと決しました。陳情は、第8号、9号は採択。第10号~12号は不採択と決しています。
また、所管事務調査として「第5次芦屋市総合計画(後期基本計画)の策定について」の報告を聞いています。資料はこちら。
気になるところはちょっと書いておきます。
第58号議案の補正第1号で、2件のネーミングライツに関する命名権料が歳入として計上されました。
今回ので5件目です。市としても、歳入確保の手段として検討しているところでもありましたが、僕も一般質問で積極的に取り入れるべきだと主張していたので、順調に増えていて良いなと思っています。
よく言われているネーミングライツは、プロスポーツで使われるような競技場や有名アーティストが利用するような大きなホール。つまりは集客力が高い施設がイメージされます。実際、特にプロ野球で使われるチームなんかは、数億円/年で取引されていたりします。
ご存じの通り、芦屋市には凄い集客力のある施設は特にありません。だから、高いもので300万円/年(ルナホール)、安いもので50万円/年(川西運動場)と、有名スタジアムのそれとは規模が全く異なります。
芦屋市におけるネーミングライツは歳入として、存在感のあるものではありません。ただ、行政の歳入は基本的には税金や補助金がほとんどです。自らそれ以外の歳入を得る努力というのはあまり積極的には行われない風土があります。
そういう風土をブレイクスルーする意味でも、少額と言えど自ら歳入を得る経験をするということはとても意味があると思っています。
陳情がいっぱい出ています。野球場の維持ってすごいお金かかるんだなぁと率直な感想。使わない人はトコトン使わない施設なので。利用件数は1078件で、稼働率も49%だとのこと。
特に、電光掲示板?スコアボードは更新する場合、3000万円超のお金が必要となる模様。芦屋市の場合、利用料は2時間で3,660円です。単純計算で、利用料収入は394万5480円。なるべく利用者の人に満足してもらえるような更新は必要だとは思うものの、半数の人が受益者じゃない施設に対し、3000万円を超える投資を行うというのはなかなか難しいものがあります。
ただ、野球場に特化しての議論というのはこれまでなかったように思います。そういう意味では、委員会の場で議論ができたのは良かったのではないかなと思います。当局としても、お金をかけてのフルスペックでの対応は難しいと思いますが、こうして陳情として取り上げているので、代替案を頑張って取り組んでくれるんじゃないかなと期待したいです。
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