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高比良 正明 ブログ

3月20日 府知事選挙告示直前の読売TV Tenで、知事市長4予定候補討論

2019/3/21

在阪各局では、今回の投げ出し府知事・大阪市長選挙について松井一郎&吉村洋文の維新勢VS柳本顕&小西禎一の自公民共勢との討論が行われる。
最後は、投票前々日のTV大阪だろうか。

他の番組でも既に討論は行われ見たが、3月20日放送の読売テレビ「かんさい情報ネットten. 」では、1時間程度を取って、見応えのある番組となっていた。

ライターの吉富有治氏のFbでの報告より、番組での注目ポイントを引用する。
18:52
本日の読売テレビの情報番組「ten」は大阪維新の会の松井一郎さん、吉村洋文さん、そして自民・公明(府本部)が推薦の小西禎一さん、柳本顕さんを呼んでの討論会を実施。1時間以上の長丁場で、なかなか面白く拝見しました。

で、興味を引いたのが視聴者からの質問で、「大阪市は廃止されるのか」というもの。うん、なかなか良い質問です。

この質問に松井さん、案の定「土地や街並みがなくなるわけでもなし、役所の機構を変えるだけ。なにが変わるんですか」とワンパターンのフレーズを繰り返すのみ。そこに小西さんが「土地がなくなるといった話をしているのではない。地方公共団体としての大阪市がなくなるという話をしている」と突っ込むと、松井さんも「そうですよ」とあっさり認めていました。

「そうですよ」じゃないでしょうが。最初からその話をしているんだから、こっちは。政令市である大阪市がなくなって基礎自治体モドキの特別区になると、自主財源が乏しくなって大阪府に依存する体質になる。結果、大阪市時代と同じサービスを受けられる可能性が低くなるから反対してるわけで、土地がなくなるとか地域コミュニティーがどーのこーのといった脇道の話をしているわけじゃないのです。「土地はそのまま、地域コミュニティーも変わらない。だから特別区になってもナニも変わらない」というメチャクチャな論法で煙にまこうとしたけど、あっさり小西さんに逆襲されていました。

あと、もうひとつ。

松井さんも吉村さんも相変わらず、知事と市長は「権力者だ」との持論を展開。対して小西さん、「権力じゃない。権限だ」と否定してみせました。

知事と市長には行政運営するうえで様々な権限があるという意味では確かに”権力者”ですが、その権力がどこに由来しているのかといった根本の問題を理解していない様子。日本国憲法を知らず、なおかつ府民、市民を代表して権限を行使しているという意識に欠けるから、法律や条例、規則に違反しなかったらナニやってもええねん、という独善的思考に閉じこもってしまうのでしょう。

どちらかという読売テレビは維新に甘いのですが、今日の「ten」は維新に辛口。VTRの作りといい質問内容といい、またMCの話題の振り方は、維新がアウェイにやってきた印象でした。

3月21日 6:54
大阪W選 ねじれなら「都構想あきらめる」
2019.03.20 18:19
https://www.ytv.co.jp/press/kansai/30595.html
を引いて
>また、市長選と知事選の結果もしねじれが生じた場合について聞かれた松井知事は「大阪都構想はあきらめる(中略)吉村洋文大阪市長も「一生懸命やるが、ねじれは大阪が不幸になる。松井吉村か小西柳本で判断いただきたい」と述べた。

仮に松井一郎さんと吉村洋文さんの両方が、あるいはどちちらかでも落選すれば大阪市廃止と特別区設置構想(いわゆる大阪都構想)が頓挫するのは確実で、そうなると「あきらめる」という選択にならざるをえないのは当然だと思います。

だとすれば、いわゆる都構想を政策の「一丁目一番地」に掲げる大阪維新の会はどうなるのか。都構想を実現するために設立された維新とすれば、もし大目標を失ってしまうと糸が切れて空中をくるくると舞う凧(たこ)状態。もちろん他に中目票や小目標があるとはいえ、本来の筋とすれば「維新も解散する」が結論になるように思いますが、このあたりはどうなんでしょうね。

さて、今日から大阪府知事選がスタートします。両陣営は正々堂々と戦い、わたしたち有権者もデマと真実を見極める冷静さな眼を持ち、大阪の未来を託すにふさわしい候補者を選びたいものです。

■大阪W選 ねじれなら「都構想あきらめる

(引用ここまで)

「大阪市をなくす」は、大阪市HPに書いてあるのに、なぜ維新はそこをごまかそうとするのか?
大阪市:大都市制度(総合区・特別区)の検討・取組みについて~「総合区」「特別区」ってなんだろう?~
2019年3月8日
http://www.city.osaka.lg.jp/fukushutosuishin/page/0000427538.html

都構想など、有権者は忘れているだろうから(2015年住民投票時もわかってた有権者がどれほどいたのか疑問だが・・・)わかりすいサイト↓
今さら聞けない大阪都構想
https://osakar.jp/?fbclid=IwAR3R6pgRzkCIc60S0Qx9ipAabVNAt7EKK-gYcvyvbu6mySfyidzaKRmwNGE

都構想とは
1.大阪市を廃止して4つの特別区に分けよう。
2.大阪市の広い範囲の権限・予算を大阪府に吸い上げて大阪府に一元化しよう
3.「都構想」の本当の目的は、借金の少ない大阪市の税収を借金の多い大阪府に吸い上げる仕組み。

経済面
1.「都構想」は、4,000億円の効果があると言われていたが、現状は効果不明。
2.「都構想」をやると1500億円の費用がかかる。

維新はこれをごまかさずに、有権者に「リスクをとっても都構想させて」と真摯に説明せよ!!

参考:
大阪W選 ねじれなら「都構想あきらめる」
2019.03.20 18:19
https://www.ytv.co.jp/press/kansai/30595.html
より
20日夕放送の読売テレビの番組で、松井一郎大阪府知事は今回辞職してダブル選に打って出たことについて、「公約を掲げて知事市長に就任し一定の形は作ったが、その一丁目一番地である『大阪都構想』が暗礁に乗り上げたのでもう一度民意を問うしかない。任期途中で批判されることはわかっていたが、政治家の約束は任期内にやること。それにめどをつけるために民意を問う」と述べた。

これに対し、自民から市長選に出馬予定の柳本顕さんは「統一地方選で自分たちの議席数が増やさんがために盛り上げたいだけ」と語り、知事選に出馬予定の小西さんも「他政党との協議調整がうまくいかず、やめるやめると知事市長という公職を脅しの道具に使った。公約達成できずに民意を問うと言うのであれば松井さんは知事選に、吉村さんは市長選に出るべきだ」と批判した。

また、市長選と知事選の結果もしねじれが生じた場合について聞かれた松井知事は「大阪都構想はあきらめる。その時は100点満点は目指せないと思うが50点を目指して任期中一生懸命やる」と語り、吉村洋文大阪市長も「一生懸命やるが、ねじれは大阪が不幸になる。松井吉村か小西柳本で判断いただきたい」と述べた。

一方、自民から出馬予定の小西さんは「ねじれでうまくいかないという発想がおかしい。それぞれが地域の発展や住民生活の向上を目指しているのだから、自治体の長が目標に向かって議論すれば必ず一緒にやっていけると思う」と語り、柳本さんも「目先の問題は松井さんが府市合わせとおっしゃるがそうではない。防災や減災、教育子育て、これをどう改善するかが先だ」と述べた。

大阪府知事選は21日、大阪市長選は24日に告示される。

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