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高比良 正明 ブログ

岸和田市天の川ポンプ場、いじめ自死事件

2021/6/12

2002年5月24日、30歳の青年が、自宅で首を吊って自死した。

発見したのは家族であり、その無念はいかほどのものであったろうか。

そして同年8月30日、岸和田市はいじめ加害者であった六尾雅宜(35)を馘首する。

六尾氏自身は「俺のいじめが原因ちゃううやんけ!」と思ったのか知らぬが、取り消し訴訟を提起するも、あえなく敗訴となっている。

今となれば、「あのまま下水道部でおらんでよかった」とでも思っているだろうか?

平成16年4月1日 東岸和田水道設立
平成16年7月23日 有限会社 東岸和田水道設立
平成18年9月1日 東岸和田総合開発株式会社に社名変更
平成29年6月1日 本社を岸和田市土生町702-1へ移転

と躍進し、妻である六尾由里子氏を代表取締役として、自身は取締役に収まっている。

同敷地内には、兄弟会社として、株式会社 東岸和田ハウスがある。
六尾市躍進の沿革は、そのHP

会社概要

から転載したものだ。

事件は2002年8月30日夕刊と、翌31日朝刊で報道されている。

ここでは、読売新聞を転載する。

現場は、天の川ポンプ場。

係長を上司として、15人ほどが2班体制で仕事をし、亡くなった方は、最も年長者である六尾氏がA氏をいじめている姿を見て、「次は自分だ」と予想し、恐ろしさを感じて、首を吊ったようである。

当時、流木の浄水場が委託され、「次は下水道で、その後、委託や民営化が進む」として、岸和田市職員の労働組合は、闘っていた最中であった。

組合もまだ強い時代で、原昇市長に対して正面から闘いを仕掛けられた時代であった。

六尾氏は、天の川ポンプ場労働者の最年長者として、「ここが委託化されても、市の別の職場に配置転換になるだけ」と、闘志を燃やさないA氏に対して、怒りをぶつけ、それは同じ班として働く職員にも伝播した。

と、ここまでであれば、さも六尾氏が組合運動に熱心な組合員であった印象を受けるが、私が何人もの方々に取材をすると、誰もが「六尾が組合のためにやるはずがない。 自分のためにやった、何か別の理由がある」と話した。

ただの一人も「みんなのためにやったのだろう」と言った人はいない。

当時六尾氏はギャンブルによる借金があり、その金額は2千万円を超えると言われた。

亡くなった方にも府市町村共済組合から120万円を借金させ、自らがまた貸ししてもらう約束だった。

“行き過ぎた組合活動”による暴力だけではなく、私的原因があったからこそ、「麻雀で金を召し上げた」といった話も出てきた。

しかも不思議なことに、処分を受けたのは、当時の職員4名やOB2名だけでなく、出入り業者の影も見えてくるのだ。

処分自体は下水道部長を含め13名に対して行われ、六尾氏は馘首された。

しかし、市としていじめを認定したのは、1件のみ。

そのような加害者に弱い岸和田市であるからこそ、それを知っている六尾氏は、懲戒免職を取り消すように提訴したのではなかったか?

六尾氏の敗訴は確定し、彼が首を免れることはなかった。

更にこの事件が表面化して、委託への格好の口実となって、天の川ポンプ場も日本ヘルス工業へと委託され、下水道管の不具合もあって、翌2003年8月の夕立で、泉町や鉄鋼団地が床下浸水してしまった。

一方、六尾氏の躍進は前述したとおりだ。

しかも元事務所があった場所(大阪技能専門学校浜側を南に入る)では、1Fをジムにし、2Fを東日本ハウスとしていた。

ジムは、その施設や機材に反比例するホームジムのようなもので、宣伝をして多数の人が訪れるようなものではなく、数年で閉鎖され、東日本ハウスが1Fも使っていたと聞く。

そのジムでトレーニングをしていた一人が、池田勉氏だ。

池田氏は池田組組長として、新誠会の会長にもなった。

山口組系の武闘派、山健組の団体だ。

六尾氏は、下水道職員時代からヤクザとの付き合いが噂されており、自分がジムを開いたので、池田氏を招いたのか?

ジム開きは、池田氏の要望であったのかもしれない。

いずれにしても六尾氏とヤクザの関係性はつながった。

六尾氏自身はヤクザではない。

だが、ヤクザの威を職員や周囲の者は感じていなかったか?

それをまた六尾氏も利用したのではないのか?

今では維新を応援する六尾氏としては、「臭気に誘われて」と言いたくもあろう。

いずれにせよ、間接的に後輩を死に追いやった六尾氏も、きちんと検証をせず、うやむやに終わらせた岸和田市も、議会も含めてその職責を果たしているとは言い難いと感じる。


2002年09月05日:平成14年総務常任委員会
http://www.db-search.com/kishiwada-c/index.php/5995828?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=530
で、小寺峰男(公明)が、軽く質問した程度か。

このような「臭いものに蓋」をしてきた岸和田市役所、・議会、市民の体質が、この後も民主主義を遠ざけ、他の自治体よりも住みにくい地域にし続けている。

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著者

高比良 正明

高比良 正明

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岸和田市

肩書 行政書士、防災士、防災設備士、柔道整復師
党派・会派 無所属
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