2024/10/1
習志野市議会議員 いちずみ(市角)雄幸です。
新たに建設される習志野文化ホールにパイプオルガンを再設置するかどうかについてのクラウドファンディングが、10月1日~31日の間実施されます。
先日の議会において、賛成多数(賛成18 反対9)で可決された市議会の意見書は考慮されず、クラウドファンディングがスタートしてしまいました。
可決された意見書は、
1.パイプオルガンの再設置をすること
2.クラウドファンディングをall ㏌方式(目標額に達しなくても事業を実施する)に変更することとしていましたが、
「目標額に達しない場合は、パイプオルガンは設置せず、クラウドファンディングへの支援金は、全額返金とする All or Nothing方式」は変わらないままとなりました。
変更点として、目標額が、1億5000万円→6000万円に、受付金額が2000円から500円になったことです。
目標金額:6千万円に変更になった理由は、「当初、移設費等を約1億5千万円と見込んでいましたが、予告後に同業他事業者から「約9千万円」との提案があり、内容を精査した結果、その額を採用することとしました。この額から、これまでの寄附金約2千万円を減じ、目標額全体が減となりました。このことによりクラウドファンディング事業者への手数料等も軽減されたことから、市議会での議論も踏まえて、さらに約1千万円を減じました。」との説明。
以下は、市長のコメント
「現在、再建設に向けて計画中の文化ホールの建設費用は 100 億円を大きく超える見込みです。人口減少局面に突入する一方、さまざまな施策に多額の費用が必要となる今後、予算の執行には費用対効果を十分に見極める必要があり、ホールの附帯施設であるパイプオルガンの再設置について検討を重ねてまいりました。その結果、パイプオルガンの再設置に係る費用はクラウドファンディングを実施し、目標額に達した場合は再設置することとし、達しない場合には再設置しないことといたしました。心苦しい判断となりましたが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。」との説明。
音楽のまち習志野にふさわしい決定であるのか?残念な決定です。
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