2025/10/8
習志野市議会議員 いちずみ(市角)雄幸です。
本日は、令和6年度決算議案勉強会が開催。
政策経営部財政課から、「令和6年度普通会計決算・健全化判断比率等の状況について」、「令和6年度地方公会計制度による一般会計等財務書類について」、
企業局業務部 経理課から、「令和6年度習志野市公営企業決算概要について」説明がありました。
まず、歳入は814億9,998万1千円で、前年度より72億3,510万4千円(9.7%)増加しました。
一方、歳出は790億1,174万7千円で、前年度より87億3,857万6千円(12.4%)増加しています。
市税収入は前年度より3億3,021万7千円増加しました。
特に、法人市民税は法人所得の増加により4億5,053万1千円増加、また土地課税の評価替えにより、固定資産税が2億2,278万1千円、都市計画税が5,240万9千円増加しました。
そのほか、地方特例交付金は前年度比で約8億3,600万円(+519%)、繰入金は約10億4,900万円(+24.3%)増加しました。繰入金の増加には、市債管理基金(+5億円)、財政調整基金(+4億円)、公共施設等再生整備基金(+1億4,465万円)などが影響しています。
大きな増加となった事業は、中学校長寿命化改修事業(+16億2,171万円)、芝園清掃工場延命化対策事業(+14億8,104万円)、定額減税補足給付金等支給事業(+14億2,843万円)
一方で、
住民税非課税世帯生活支援給付金(追加分)(▲11億88万円)、(仮称)向山こども園整備事業(▲10億8,917万円)といった減少も見られました。
全体としては、歳入・歳出ともに増加しています。
市税の収納率は年々上昇しており、令和6年度は97.0%と前年度比0.3ポイント改善しました。
納付方法の拡大や納税コールセンターの活用、弁護士法人への業務委託などの取り組みが成果を上げています。
また、収入未済額は一般会計で約3,686万円、特別会計で約4,973万円減少しました。
市の債務残高は703億1,105万円で、前年度より約21億9,923万円増加しました。
その内訳は、芝園清掃工場や中学校改修、藤崎こども園整備などの地方債で増加があった一方、債務負担行為では減少が見られます。
財政の弾力性を示す経常収支比率は97.5%で、前年度比0.6ポイント上昇し、依然として硬直した状況が続いています。また、財政力指数も近年は低下傾向にあります。
来週、10/14から決算特別委員会が開かれ、審議が行われます。
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