2026/6/8
6月8日、4月の練馬区長選で初当選した吉田健一新区長による初めての所信表明が行われました。区長選で大きな争点となった、150億円超と言われる練馬区立美術館の建て替えについて、吉田新区長は計画を白紙に戻す方針を明確に示しました。さらに、400世帯を超える住民の立ち退きが想定される稲荷山公園整備計画についても、いったん立ち止まり、再検討する考えが示されました。あわせて、修学旅行費の無償化に向けた検討も始まります。区長が変わってわずか2か月。皆さんの声を聴く区政へ、練馬区は大きく動き始めています!
中村橋にある練馬区立美術館は、開館から40年以上が経過しており、老朽化への対応は必要です。一方で、前区政では、併設する貫井図書館、サンライフ練馬とあわせて、総額150億円を超えるとも言われる大規模な建て替え計画が進められてきました。
吉田新区長は、文化芸術の大切さを認めたうえで、費用規模があまりに大きいとして、計画を白紙に戻す方針を表明しました。
今後は、現在の施設の活用や必要な修繕も含めて、改めて検討されることになります。4年以上にわたり議論されてきた計画が、新区長の誕生によって大きく見直されることになります。
大泉町と土支田に広がる稲荷山周辺の整備計画についても、大きな方針転換が示されました。この計画では、400世帯を超える住民の立ち退きが想定されています。地域の皆さんからは、住み慣れた場所を離れなければならないことへの不安や、計画の進め方に対する疑問の声が多く寄せられてきました。
吉田新区長は、地域の理解を十分に得られていないとして、いったん立ち止まり、再検討する考えを示しました。
区民の暮らしに大きな影響を与える計画だからこそ、まずは住民の声を丁寧に聴くことが必要です。今回の方針は、区政の進め方そのものを変える大きな一歩だと思います。
所信表明では、子育て世帯の負担を軽減するため、8万円近くかかる修学旅行費について、無償化に向けた検討を始めることも示されました。物価高が続く中で、保護者の負担は決して小さくありません。経済的な理由で子どもの体験に差が生まれないよう、区として支えることはとても重要です。
さらに、学校給食の予算についても、23区でトップ水準を目指す方針が明らかにされました。修学旅行の無償化など、議会で何度も求めてきても実現しなかったことが、区長が変わったことで大きく動き始めています!
今回の所信表明で示された方針は、どれも4月の区長選で大きな争点となってきたものです。いずれも、これまで多くの区民の皆さんが声を上げ続けてきた課題です。新区長は所信表明を以下の言葉で締めくくりました。
「区民と共に創り上げる新しい区政新時代練馬のスタートです」
練馬区は、新区長の誕生で大きく動き始めています。私も議会の立場から、区民の声がきちんと区政に反映されるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。

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