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おぎの 稔 ブログ

ペットの高齢化問題から、混合介護の可能性を考える

2018/9/16

 大田区議会議員のおぎの稔です。先日「わんこと触れ合える、通えるデイサービスおん」さんの説明会に参加しました。デイサービスに通いながら、同時にペットの面倒も見てくれるサービス等(有料)を提供してくれる事業所です。

 以前には別のアプローチをしている老犬ホームさんを視察させて頂きましたが、食料や衛生環境の改善によるペットの長寿命化と共に、飼い主も高齢化し、体力の低下など様々な課題が存在する中で、どう高齢化とペットの問題と向き合うのか?また、ペットの高齢化問題とどう向き合うのか、大切な課題となってくると思います。

 

『愛犬と通える高齢者デイサービス』開設の背景

2016年8月から㈱CARE PETS(ケアペッツ)がサービスを開始した「動物看護師によるペットの訪問介護・看護」のユーザーのうち、47%は65歳以上の高齢者です。

利用の理由は、「足腰が弱くなり、お散歩に連れて行ってあげれない」「身体が思うように動かず、1人では面倒をみきれない」などです。

また、「デイサービスに通いたいけど、ペットを1人で自宅に置いておくのは可哀そう」などの声があり、「犬が好きな方」「犬を飼っている高齢者」が楽しく、安心して通う事ができる、デイサービスを開設することにいたしました。

また、人の介護に関する不安や悩みだけではなく、ペットに関する不安や悩みを抱えている方々が増えてきています。また、飼い主もペットも高齢という「新たな老老介護」問題も発生してきています。

また、犬を飼いたいけれども、自身が高齢なために犬を飼えない高齢者が、「わおん」に通うことによって犬と一緒に時間を過ごすことができ、アニマルセラピーとしての効果もあります。

デイサービスわおん HPよりhttps://care-pets.jp/2018-05-08/prtimes/

 

 区議会の質問で混合介護について取り上げましたが、このわおんさんのサービスもいわゆる「混合介護」に該当します。では、混合介護とは?

 「混合診療」と言う言葉は皆様聞いたことがあるかと思いますが、混合介護とは介護保険が適用される介護保険サービスと、介護保険の適用されない介護保険外サービスを組み合わせて提供する介護サービスのことを言います。介護保険内のサービスは内容が細かく決められており、有料では出来ない事もあり、自由で多様なサービスを利用者や家族のニーズに合わせてどう提供するか、課題もありました。

 

 国も規制緩和に乗り出しており、2018年には豊島区でモデル事業がスタートしていますが、介護保険外サービスであるので全額自己負担であり、経済力によって介護サービスに差が出ないかや、より精度利用が複雑化してしまわないかなど、課題も山積している思いますが区長の答弁にもあったように、今後の多様な介護ニーズに対応するための手法の一つであると考えています。

【質疑】

 区内では、高齢化するペット対策と言う視点で、老犬ホームというペットの特養ホームのような事業も行われているのをご存知でしょうか?超高齢化社会の到来、単身世帯の増加、孤立・無縁化が進む中で、癒しを求めるペット需要は増えていくと思います。その一方で、ペットの長寿命化、飼い主の体力低下や家庭・経済状況の変化などによってからペットの世話を出来なくなる世帯の増加事が問題になっています。高齢化社会とペットという視点も、行政、福祉において今後意識が必要になってくると考えられます。例えばサービスを受給される方のお宅に行くとペットがいて対処に困ったというような事例も聞いたことがありますが、最近ではデイサービスでペットも一緒に面倒を見てくれるサービスもあると聞いています。

 今後、こうしたサービスへの需要は伸び、参入事業者も増えてくる事が予想できます。こうしたサービスは介護保険の適用外である「混合介護」と言われる分野になってきますが、保険外のこうした混合介護のニーズも今後増えていく事が予想されます。国でも変化していく事もあるとは思いますが、増加するニーズ、様々な事業体の設立によって区民から求められる介護サービスの在り方も変化してくると考えます。混合介護に対する区の認識をお答えください。

 

【答弁 松原区長】

 次に、混合介護に対する区の認識についてのご質問でございますが、介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供するサービスであります、いわゆる混合介護は、高齢者の多様なニーズに対応するための手法の一つと捉えております。混合介護を行うに当たりましては、介護保険サービスと保険外サービスの区分が不明確であるため、自治体ごとに事業者への助言、指導に差異が生じるなど、課題があるとされております。先般ですが、厚生労働省から混合介護の運用につきまして基本的な対応方針が示されましたが、詳細な運用については別途通知されることとなりました。区は、こうした状況を踏まえて、国や他自治体の動向を引き続き注視をしてまいります。

 

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