2025/9/22
今日マンションの管理組合の総会に出席した。
そして、管理費会計の支出 備品消耗品費として、6,890円ダスキンモップ(2024年9月~2025年8月/13回分)が記載されていたので、
「このモップ代はなんですか?昨年の会計報告にはそういう支出はなかった。」
また、「6,630円の手芸用の幅広強力面ファスナーってなんですか?」
「3,919円のシュレッダーってなんですか?」
「昨年の総会議案書には3,124円トイレットペーパーの支出があったけど、今年はないのはなぜ?」と聞いた。
単に管理費会計の収支明細に記載している内容についての質問をしただけだった。
すると、議長から「細かすぎる」と言われた。
私は金額の大小にかかわらず自分たちの財産がどのように使われているのか、正しく使われているのかチエックするのが当然だと思っていたので、逆に驚いた。
そして、私をフォローしてくれる他の出席者もいなかったので、答えてもらえなかった。
そして、他の男性の出席者がいい加減にしろと言いたげに舌打ちをしていた。
これが大多数の民意なのか…と失望した。
時間をかけて議案書を精査して、気になるところを見つけたから聞いたのに、こんなことまで聞くな!という反応とフォローしてくれる人が1人もいないという現実に私は政治家を目指すのをやめようかと一瞬思ってしまった。
みんなの財産が適切に使われているか質問をしたのに、当の組合員はそんな小さな金額、気にしてどうするのかという理事長の態度に誰も異議を唱えないということは、熊谷市が予算を適切に使っているかどうかということにも市民は関心がないのではないかと思われたからだ。
その他、いろいろ質問もしたけど、「輪番制で役員をやってもらっているんだから、信頼しましょうよ」と出席者が理事長を庇う発言まで出た。そうして質問のほとんどが回答してもらえなかった。
もう総会に出るのはやめようと思った。
なぜなら、いったん出ると決めると配布された資料を隅々まで見る人だから。そうして、なぜか、おかしなところに目が行くので、質問事項が満載になってしまうのです。
しかし、総会の出席者のほとんどが早く総会を終わらせてほしいと願っている人が多いため、沢山質問をする私が疎まれるのです。みんなのために質問をしているのに、意義を見いだせず、意気消沈した次第です。
(そもそも、理事会がその支出を承認したのだから、答えられないのはおかしいし、たとえ答えられなくても、理事会のサポートをし、かつ、総会資料を作成している管理会社の社員は答えられるはずだ。「答えられないのは素人集団である理事会に責任があるのではなく、管理組合が委託している管理会社(=理事会をサポートすべき管理会社)の責任だから理事会を責めているわけではない」といくら説明しても理事長(議長兼任)は「管理会社と信頼関係を結んでいる。信頼関係がないと一緒に理事会を運営出来ない」などと言い訳をするものだから、そんな質問をする私が悪いというムードになってしまった。
そもそも常駐している管理員が領収書さえ出せばすべて私たちの管理費から支出していいものなのか、それをチェックする人はいないのか…そんな運営をしている理事会をサポートしている管理会社に対して総会で疑問を呈しても、全く声が届かなかったのにはガッカリした。
年に一回のマンション管理組合の総会は、この一年間管理組合の運営をしてきた理事会の活動報告について組合員からの質問に答えなければならない場所だ。にもかかわらず、問われる立場の理事会の理事長が、議長を務めるというのはおかしなものだ。
理事長自らの至らなさを管理会社と一緒になって正当化し、問題の本質をすり替えてしまっても、大多数の出席者は理事長の肩を持ち、正論を言う私に賛同するのは若干名いるかどうかという現実に、どんなに政治家が頑張っても市民の意識がなければ政治は変わらないことを実感した。)
さて、今回、久しぶりに総会に出席して気づいたことは、機能する管理組合を運営するには、「総会の議長は理事長が務める」という管理規約は変えた方がいいのでは?ということだ。
だって、質問に対して「細かすぎる」という発言は議長がすべきことではないですよね。細かいことを質問されても、議長は理事長(結局は=議長ですけど)に質問に回答するように促すのが正解ではないか。
理事長が答えられなければ、総会サポートのために出席している管理(を委託している)会社の社員に答えてもらうかでしょ?それが正常な総会運営だと思いますけど…議長が発言者を批判してどうするのよ!
議長は、全く関係ない外部の人に託した方が組合員のための総会が運営出来るかもしれない…
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