2023/8/3
水の都 大阪市に学ぶ①
区議会の国内都市行政視察に来ております。
江東区の水辺の環境推進の上で学びたく、企画書作りから行い区議会事務局で採択されたのが昨年。
コロナ禍で中止となり今年実現しました。
江戸時代から市内は堀川が多く存在し、水運が活発な都市でしたが、昭和の経済成長期に水質汚濁の深刻化や車社会に伴い埋立てが進む。
H13年より「水の都大阪再生」を目指し、公民協働でハード•ソフト両面で整備を進め、現在も「大阪都市魅力創造戦略2025」に継承されている。
全長1キロの道頓堀水辺整備は20年近い事業で完成。
以下特徴的で本区が参考にすべきポイントのメモ。
[ハード面]
親水性の高い遊歩道整備の結果、沿川の建物から遊歩道へ直接出られる出入り口が設けられ、新しい町並みが生まれた。夜になるとオープンテラス席もたくさん出るそう。
新たな船着場も整備。
船着場は停泊料がかからず舟運の活性化に繋がる。
水面が近い遊歩道。
約60㎝の高さで水辺に親しめる。柵の高さや水面の視認性も工夫され安全面も高い。
[ソフト面]
にぎわい創出のため規制緩和を進める。
「河川敷地占有許可準則特例措置」を活用し、社会実験を実施。
段階的ににぎわい創出を進める。
民間活力を最大限活用。
活性なイベントが様々行われる。
イベント数7年間で5.5倍増。
民間の観光舟運も頻繁に往来。
船着場使用回数は7年間で3.5倍増。
[江東区に置き換えて検討すべき事]
先人のお陰で本区における内部河川の排水機能、水門機能、浄水機能は高い。
今後の気候変動を念頭にゼロメート地域での風水害、高潮対策。
安全性を担保した親水性の向上を目指す。
船着場の管理のあり方の見直し。
夜間利用の拡大、使用料の削減、施錠管理の簡便化。照明設備の設置。
東京都、民間事業者と連携した舟運の事業化。
水辺や港湾に関わる民間事業者やNPO、区民団体と行政の連携。
ご案内頂いた大阪市都市整備職員の皆さまに感謝です。
水運とは関係ないが、御堂筋は歩車分離がキレイに管理されていた。
自転車専用レーンも広く、車道は片側車線のみ。
大変歩きやすかった。
これは東京都のフィールドになるので要望したい。
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