2024/9/6
底層溶存酸素量(以下「底層DO」という。)が底生生物への影響が見られる目安である2mg/Lを下回る状況を「貧酸素状態」としています。8月20日実施の水質調査で、琵琶湖北湖の第一湖盆(水深約90m)の1地点において、今年初めて「貧酸素状態」が確認されました。令和5年は9月19日に実施した水質調査において、初めて低層DOが2mg/Lを下回る「貧酸素状態」となったので、昨年より一か月ほど早くなっている状況です。今年度は、5~6月に北湖の表層で大型の植物プランクトンが多く、それらが沈降して湖底で分解される際に底層DOの消費が進んだ可能性があること、また、今年度も、表層水温が高く水温躍層が強固に形成され、表層と底層との水の対流がなくなり表層から底層への酸素供給がなかったこと、6月以降に強風の日が少なく底層付近の水の混合によるDOの上昇がなかったことなどが要因として考えられるとのことです。詳しくは県のホームページを参照ください。→https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/339560.html
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ホーム>政党・政治家>かわい 昭成 (カワイ アキナリ)>今年も琵琶湖の貧酸素状態が確認されました