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田中 のりこ ブログ

文科省がいう政治的中立性とは、なにか

2026/5/24

平和教育を学ぶとしたら、何をどんなことを学べばいいのか。
わざわざ沖縄に行くからには、
そこに行ってこそ、学べる歴史や現実があると思う。
確かに、事故が起きてしまったことは、痛ましく、
今後二度と起こしてはいけないことであり、
万全を期した計画をと思うが、
文科省がいう政治的中立性とは、なにか。

ちょっともやもやしていた。
私も、沖縄のことは、何も知らなかった。
議員になって、
木更津には、陸海空の自衛隊があることを知ったくらい。
オスプレイがくるぞといわれて、えー?と思ったくらいだ。
だから、沖縄には、何度も研修に参加した。
辺野古に行き、当時の市議に案内してもらい、舟にも
乗せてもらった。まだ、工事が始まる前のことだ。
ガマにも行き、説明を聞いた。
沖縄国際大学の前泊博盛先生の講演を聴きに、佐賀の集会に行った。
ライカム(基地のゴルフ場の跡地利用にできたイオン)にも行って、説明を受けた。
宜野湾市では、子どもの貧困対策の視察した。

2018年8月1日のブログ  沖縄県庁でレクチャを受けた。
パンフレット Q&A.をつくった 正しい理解をするようにと
第1章 歴史的側面
第2章 米軍基地と地位協定
第3章 基地と経済
第4章 辺野古新基地建設問題
いままで、土地を奪われてきた。普天間は危険
国 辺野古に移設が解決策
県 辺野古にしても、ふたん軽減にはならない。
人が住んでいないところに移したからといって、負担軽減ではない。
北部のヘリパッドでは、騒音ふえている。
地位協定の見直しが必要と県として思っている。

2016年4月5日 伊江島にも行った。
個人が国の援助など一切受けずに建てた資料館に行った。
反戦平和資料館 ヌチドゥタカラの家
館長の謝花悦子さんは、
「最近はすっかり平和教育でここに来ることも少なくなった」と嘆いていたっけ。

宜野湾市の佐喜眞美術館にも行った。

瀬長 亀次郎の不屈館には、一人で行った。
亀次郎さんの生き方は、ずっと戦いだったとおもう。
https://senaga-kamejiro.com/kamejiro.html 不屈館のHP、亀次郎さんの紹介

まだまだ沖縄のことは知らないことが多いと思う。
文科省のいう政治的中立ってなんだろう。
辺野古埋立反対の県民投票もやって、投票率52.48%で
投票総数の71.7%が反対の意思を示した。
その思いを言い続けている人や現場を見に行った。
確かに、船に乗せたことは、もっと安全確認などをすべきことは多々あったと思う。
でも、私は、これが教育基本法に違反していると文科省が判断したことには、
納得できない。
教育基本法 第14条(政治教育)
第1項良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。
第2項法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。
第十六条 教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない。

沖縄タイムズの社説を読んで、自分の中にあった
なんか、もやもや感がすっと消えたので、ここに紹介します。
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沖縄タイムズ 2026.5.23
[社説]辺野古研修「教育基本法違反」 平和学習の萎縮を懸念
名護市辺野古沖で船が転覆し、同志社国際高校の女子生徒ら2人が死亡した事故を巡り、松本洋平文科相は同校の教育内容が政治的中立性を定めた教育基本法に反するとの考えを示した。
文科省が政治的中立性を理由に同法違反と認定するのは初めてだ。

 文科省は、学校への調査で、(1)事前学習を含め特定の見方や考え方に偏っていた(2)抗議船として使用される船で見学した(3)研修旅行のしおりに市民団体による座り込みをお願いする文書を掲載していた-ことなどを挙げ、教育基本法14条2項に反するとした。

 同校は、開校当初から平和学習のため沖縄を訪れている。熱心に取り組んできた平和学習が教育基本法に反するとは、思いもよらなかったに違いない。

 学校側は、年間を通じて実施する平和学習で、基地問題以外にもさまざまな内容を扱い、政治的中立性は確保していると主張している。

 沖縄戦など総合的に取り組む同校の平和学習を、辺野古の視察をもって教育基本法に反すると決めつけるのは乱暴ではないか。

 同法16条には「教育は不当な支配に服することなく」行われるべきと明記されている。権力の教育への介入は極めて慎重でなければならない。

 学校側に不適切な対応があったのは否定できないが、教育基本法が定める政治的中立性を逸脱するものがあったという政府の判断には疑問が残る。

■    ■

 2015年の初等中等教育局長通知では、「学校が政治的中立性を保ちつつ、現実の具体的な政治的事象を取り扱う」ことを推奨している。生徒が有権者として自ら判断することを重視したものだ。

 今回の文科省の見解により、平和学習そのものが萎縮するのではないかと懸念する。

 辺野古の現場は、沖縄の基地の過重負担を象徴する場所であり、地方自治や民主主義、日米安保を考える場となっている。

 平和教育・学習は沖縄にとり重要だ。沖縄戦、その後の米軍統治という全国どこにもない歴史的な経験があり、その結果として現在も基地が集中し、米兵による事件・事故や騒音などの問題が生まれているからだ。

 平和学習では、賛否を含め多様な意見があることを前提に沖縄の課題を丁寧に伝えていかねばならない。

■    ■

 文科省は事前の安全確保策や危機管理が欠落していた点も指摘している。学校や市民団体の責任は重い。

 学校はコースの下見をしておらず、船に教員は乗っていなかった。保護者や生徒に事前にどのような船に乗るかも説明しておらず、文科省は学校の安全管理は著しく不適切だったと是正を求めた。

 二度と痛ましい事故を起こさせないためにも、徹底した捜査と学校現場の安全確保策、同時に、市民団体も対応のどこに問題があったのか、自己検証をしてもらいたい。

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著者

田中 のりこ

田中 のりこ

選挙 木更津市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 2,057 票
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肩書 木更津市議会議員
党派・会派 無所属
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