2025/6/7
見附市市立学校配置等検討委員会答申についての意見交換会がありました。
見附市の児童生徒数は、見附市の学校配置が小学校8校・中学校4校になった昭和61年度の3884人から令和6年度の1838人と52・7%の減少率です。
見附市はこの減少率のまま小学校8校・中学校4校を現在も維持しています。
しかしあくまでも「見附市の子どもたちにとって目指すべき教育環境を整備すること」が目的の中で、適正規模・適正配置を検討している段階です。
どんな意見交換がなされるのかを把握しておこうと私も参加してきました。
出た意見↓
・概念的な話ばかりで目標はどこなのか見えてこない。
・結局何校にすれば大丈夫なのか。具体案は?
・年度内に学校適正配置計画公表は早いのではないか。スケジュールを急ぎすぎでは。
・アンケートは保護者だけでなく児童生徒にもとった方がいいのではないか。
・複数案を示してメリットデメリットを出してはどうか。
・財政問題と分けて考えるべきだ。予算ありきで進めないでほしい。
・丁寧に進めてほしい。
などが出ました。また、実際に小規模にお子さんを通わせている保護者のかたの意見↓
・小規模校の良さはあるが、現状そんなことを言える段階ではなくなってきている。小規模ならではの当事者の意見を汲み取ってほしい。スクールバスも抑えられず、行事も行えない。
という地域の声や当事者の声など色々な意見が出されました。
今回感じたのは、やはりどれだけその地域の声を汲み取っていけるか、また仮に統合になった時、反対する方かたがいたら、どの面が不安だから反対なのかを具体的に聞き取り、不安払拭のための代替え案がないか模索するなど寄り添いながら丁寧に進めることが大事な事と思いました。
その反面、「あまりに長く時間がかかるともう子育て終わっちゃうんだけど」という子育て世代の声もお聞きしているので、スピード感もある程度必要なのも確かです。
スピード感と丁寧さ・・・。反対意見と賛成意見・・・。
難しい局面ですが議員として市民の方々の声を多く拾う努力をしていきたいと思います。
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