2021/1/14
悪評高いGoToは、日本だけですね。GoToEatは同様のことを英国もやっていました。
いずれにせよ政治は国民経済と国内経済を守ることにも腐心しています。
一昨日、百合子と東京メトロ労組の書記長とお話をする好機に恵まれました。
利用客が激減、リモートワークになり、通勤定期を手数料なしで払い戻し、乗客が減っても列車運行状況は通常ダイヤどおり、これは密を回避して、乗員乗客の安全を確保するためで、もちろん観光客の激減で海外からのインバウンドの乗客数も激減。
それでもホームからの転落防止柵の設置工事は先行投資して工事続行中。
これが日本経済を支える底力なんだなとあらためて感動しました。
膨大な赤字覚悟で、あらゆる業種業態でこのようなことが行われています。
公共交通機関や全国に拡がる道路網に鉄道網。人の移動をサポートする各地の宿泊施設やウエブスターの英語辞書に登録され、世界遺産にも登録された「和食」を支える飲食業。これらが支える人とモノの移動の自由が、日本の基幹産業である自動車や家電やその他の製造業をある意味支えています。
これらの日本経済の底力が失われると、アフター・コロナの復興に深刻な問題を残すことになる。
だからあえてGoToやGoToEatだったのだろうということには一定の理解はできます。しかしそれが感染拡大を助長したのは、初めから簡単に予測できたことでした。政府は一か八かの大勝負をかけたのでしょうか?国民の生命を掛けて…
不要不急のイージス・アショア配備計画を撤回したことは賢明な判断でした。もともと日本を守るための防衛装備ではありませんでしたから・・・
日本の基幹産業を守り、その日本経済を根底で支えている産業を守り、世界中の人々を魅了してやまない「和食」などの日本文化を守り、日本の底力になっている中小企業や大企業にも大きな負担感が長引くコロナ禍によって深刻化しています。
今、まずは感染の封じ込めですが、始まろううとしている今年の通常国会で、いよいよ抜本的な議論が求められています。
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