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音喜多 駿 ブログ

約600億円+αで「こどもの城」復活へ。民間との協業で、運営コスト低下の工夫を

2018/11/8

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

決算質疑の準備と並行して、今週は各局から「予算要求」のヒアリングを受けています。

国の予算編成と同じく東京都でも、各局が財務局(国で言うところの財務省)に対して「次年度はこれだけ予算をください!」という要求を行い、そこから財務局や知事が大鉈を振るって査定を行い、予算が出来上がっていくわけですね。

その「予算要求」における目玉の一つが、「こどもの城」用地購入費用である600億円。財政規模が大きい東京都といえ、単年度ではかなりインパクトのある数字です。

「こどもの城」購入 来年度約600億円予算要求へ 東京都
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181107/k10011700901000.html?utm_int=news_contents_news-main_006

かつては国立の児童向け総合施設として運営されていた「こどもの城」ですが、平成27年に老朽化を理由に閉館。

その後は都立病院の建て替え地として都が購入を予定していましたが、計画の不透明性などを理由に保留されていた経緯があります。


(画像はWikipediaより抜粋)

「こどもの城」は復活の要望が非常に多く、私も都民や関係団体から相談を受けておりました。なので他の都立施設ではなく、「こどもの城」のコンセプトが引き継がれる施設が作られるのであれば総論としては賛成です。

特に、「こどもの城」は別居家庭・離婚家庭の「面会交流」の場として重宝されてきた場所だと言われています。

子供と大人が一緒になって長時間を過ごし、それなりに文化的で目が行き届く施設…というのは都心にはなかなかないもの。

面会交流の度にディズニーランドに行くわけにもいかないでしょうし、児童館規模では長時間滞在にも限界がある…。

こうした面からも、ホテルまで内在していた「こどもの城」のような施設が都心に復活することの意義は大きいのではないでしょうか。

一方で、その運営計画や費用などにも目を向けていく必要があります。

今回発表されたのはあくまで建物や敷地の購入費用で、この後、どのような改修や運用が行われるかは不透明です。

完全な都立施設ということになれば、いわゆる「ハコモノ」になるわけですから、そのランニングコストは非常に高額なものになることが見込まれます。

単に指定管理で運営を外注するのではなく、施設をリニューアルする段階から民間資本を組み込み、利益を出せる仕組みを創り上げて行政負担を最小化するのが望ましいのではないでしょうか。

いわゆる「PFI」と言われる手法ですが、豊島区役所や大阪市の大阪城公園などで実績を出しつつあります。

都心の一等地にある「こどもの城」であれば、方向性次第で興味を示す民間事業者もあるはずです。

こうしたの計画の具体化についてはしっかりと注視し、予算規模を精査するとともに、議会からも政策提言をしていきたいと思います。

それでは、また明日。

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