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夏読書のススメ!自由主義者のバイブル、アイン・ランド「肩をすくめるアトラス」

2018/8/14

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

引き続きお盆の真っ只中。通勤電車だけでなく、保育園もガラガラ状態ですね。お友達が少なくて、次女もなんとなく寂しそう…。

長期休みは実家に帰り、普段できない読書をのんびりと…という方も多いと思います。お盆も終盤のこの時期なので、

「おいおい、帰省する前に言えよ

と突っ込まれそうですが、なかなかまとまった時間がないと読めない、オススメの骨太長編小説をご紹介したいと思います!

アイン・ランド
「肩をすくめるアトラス」

「リバタリアニズムの源流」「自由主義者のバイブル」とも言われるアメリカの女流作家・アインランドの代表作の一つです。

舞台は現近代のアメリカ。気鋭の女性経営者、ダグニー・タッガードはアメリカ全土に張り巡らされた鉄道を経営し、経済活動の興隆に貢献している。

しかし「資本家たちが富を過剰に独占している」「必要な人に必要な分だけを!」との声に押された政治が、過剰な規制と再配分を推し進め、経営は徐々に追い詰められる。

次々と有力な経営者たちが姿を消して行く中、最後まで闘い続けたダグニーの選択は…?

まだ冷戦期間中の作品なので、具体的にイメージされているのは明らかにVS共産主義なのですが、この設定やストーリーは今の「大きな政府」を推し進めている社会民主主義的な風潮にも当てはまります。

分厚い文庫本全3巻の大作で、全編を通じて

「自由とは何か」
「幸福とは何か」
「自ら『生産』することの意義は何か」
「与えられ続けるだけの生に、なんの意味があるのか」

ということを強烈に語りかけてきます。登場人物もそれぞれ個性的で感情移入できるので、あっという間に読むことができました。

ちなみにもう一つ、アイン・ランドの代表作に「水源」がありまして、こちらは河野太郎氏が推薦するなどして有名になったのですが、こっちの方は

・ソフトカバー一巻で超分厚い(1037ページ!)
・テーマが「建築」なので、普通の人にはとっつきにくい
・登場人物が個性的を通り越して異次元すぎるので、感情移入できない

とまあ、かなり読む人を選ぶと思います…。もちろん名作で、読む価値は高いのですが。。

というわけで、初めてアインランドを読んでみたい人には、圧倒的に「肩をすくめるアトラス」をお薦めします。

文庫本なのに一冊約2,000円という凶悪な値段ですが、その分の内容は保証しますので、良かったらぜひ手にとってみてくださいね。

明日は終戦の日ですね。朝イチで靖国神社に向かってから、正午の戦没者式典に厳かな気持ちで出席したいと思います。

それでは、また明日。

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