中村 けん ブログ
令和7年度予算は、未来に夢や希望を持てる躍動感に満ちた西尾市を実現するため、「変化を見据え、持続可能な未来へ 安心と希望のまちづくり予算 」と命名しました。
いわゆる「予算」と呼ばれる一般会計の令和7年度予算総額は746億円で、過去最大の予算規模となり、前年度比で13億1千万円の増、率にして1.8%の増となりました。人件費及び物価上昇の影響による経費の増に加え、生涯学習センター(仮称)整備事業費、児童手当支給事業費、広域ごみ処理施設整備事業費などの増が主な増額の要因です。
具体的な事業として、防災・減災対策では、津波避難施設の整備、寺津漁港海岸堤防の地震対策工事などに引き続き取り組むとともに、 (仮称)雨水対策マスタープランを策定し、総合的な雨水対策の方針と取組内容を定めることで、浸水リスクの軽減に取り組みます。
子育て環境に係る施設整備については、平坂保育園を民設民営に移行し、移転新築を担う運営法人へ補助を行ってまいります。また、児童クラブの運営について、業務の一部を民間委託して安定的で効率的な運営を図るとともに、延長保育の時間を30分延長し、午後7時までにします。民設民営の児童クラブへの運営費補助や、児童クラブとは別の居場所を確保する放課後居場所緊急対策事業を実施し、保護者が安心して就労できる環境を整備します。
教育環境に係る施設整備については、吉良中学校の校舎改築工事、西野町小学校の長寿命化改修工事を引き続き行います。また、現「カラフル」への通室が困難な旧三町地域の児童生徒が通いやすい場所である吉田小学校に「第2カラフル」を新たに設置し、外国にルーツを持つ児童生徒への日本語指導や、学校生活に早く慣れるための初期指導の充実を図ります。
名鉄西尾・蒲郡線対策事業や上横須賀駅周辺のまちづくりの推進については、名鉄西尾・蒲郡線の運行存続に引き続き取り組むとともに、名鉄上横須賀駅東側の区画整理やロータリー整備などを進め、賑わいと交流あふれるまちづくりを推進します。
行政のデジタル化については、証明書交付手数料などの支払いにおける決済手段の拡充のため、市民課・税務課・各支所窓口へモバイル型キャッシュレス決済端末を導入するとともに、県内初の多言語情報配信を開始するため、西尾市LINE公式アカウントに自動翻訳機能を導入します。
スポーツ環境の整備については、にしおマラソンの開催や総合体育館の耐震改修工事を引き続き進めるとともに、令和6年度に策定の「屋内温水プール整備基本構想」に基づき、旧一色町役場跡地を最適地として、「屋内温水プール整備基本計画」を策定します。
「ワクワク西尾創生コンテスト及び各部各課提案」事業については、令和7年のNHK大河ドラマ 「べらぼう」の放映に合わせた特別展を開催し、ドラマの主人公である蔦屋重三郎が出版に関わった書物をはじめ、岩瀬文庫が数多く所蔵する江戸の出版文化に関する書物を展示します。また、プロバスケットボールチーム「シーホース三河」のユニフォームや試合会場を抹茶色にする「西尾市デー」を開催します。
西尾市独自の物価高騰対策事業としては、市内登録店舗で割引が受けられるデジタルクーポン 「にしお得ーポン」 の発行や西尾市観光協会の 「プレミアム付西尾観光券」発行事業への補助、保護者負担の軽減を図るため、小中学校や保育所等の給食食材費の物価高騰分を公費で負担します。
ワクワクする西尾市の実現に向け、引き続き誠心誠意取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします!
著者
選挙 |
西尾市長選挙 (2025/06/15) - 票
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選挙区 |
西尾市
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肩書 |
西尾市長 |
党派・会派 |
無所属
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その他 |
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