2024/7/22
07/19 公明新聞より
【党青年委】ユースディスカッション開催
公明党青年委員会(委員長=国重徹衆院議員)は15日から21日にかけて、青年議員が若者と共に政策立案へ議論する新たな試み「ユースディスカッション」を実施している。
このうち17日後、東京都新宿区の党本部と各地をオンラインで結んで行われたディスカッションには、国重委員長と河野義博副委員長(参院議員)が参加。「結婚支援の必要性とあり方」を巡り活発に意見を交わした。
冒頭、河野氏は「青年の声を政治の“ど真ん中”に届け、日本の難題を共に乗り越えたい」とあいさつ。続いて、国重委員長が進行役を務め、事前に実施したアンケートなどを基に参加者の意見に耳を傾けた。
議論では、結婚に向けた出会いの場が少ないことから、公的な支援の必要性を指摘する参加者がいた一方、「家族の形は人それぞれだ」として、結婚という形にとらわれないあり方への言及もあった。
別の参加者は、自治体が出会いの場を設けることが当たり前になれば、結婚を考えるきっかけになるのではないかと話した。
具体的な支援のあり方を巡っては、参加者の一人が「友人にはマッチングアプリを活用して結婚した人もたくさんいる」と語る一方、出会いと異なる目的でサービスを悪用する人もいるとして、安全に利用できる環境整備を訴えた。また結婚を目的としない形でも、若者の交流機会の創出が重要だとの意見もあった。
結婚に向けた経済的支援のあり方では、複数の参加者が「根本的には賃上げが大事だ」などと指摘。政策立案に当たっては、幼児教育・保育の無償化やベビーシッターの利用促進など子育て支援の充実、住まいの確保への支援強化、柔軟な働き方の推進も重視すべきだとの意見が寄せられた。
終了後、国重委員長は「事前に考えを深めて参加してもらったことで、具体的な意見が寄せられ、議論を深掘りできた」と強調。参加者の声をしっかりと政策に反映させていく考えを示した。
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