2024/8/6
8月6日に思うこと‼️
日本政府に国際条約「核兵器禁止条約」批准を求む。
世界では、核兵器禁止条約の発効から核兵器廃絶へ進もうという声が広がっています。多くの国々が被曝者の声に耳を傾け、核兵器による安全でなく核兵器のない世界による安全を選択し、核兵器禁止条約を支持し、参加しております。
広島の平和記念式典で令和2年、安倍元首相も、唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組を主導していく決意と言ったのに、日本は、なぜ核兵器禁止条約に署名をしないのか?
確かに核兵器廃絶を目指す上では、まず第一に世界に1万数千発あるとされている核兵器をアメリカ、ロシア、中国といった核兵器国が実際に削減していくことが必要であることは確かです。そして、その数が極めて低くなった時点で、核兵器の廃絶を目的とした法的な枠組みを導入することが求められると確かに言っております。
こうした現実的な道筋を歩んでいくためには、過去の被爆の歴史的経験を持ち合わせている国として、我が国は率先して立場の違う国々の間の橋渡しの役割を果たして、核兵器保有国もしっかり巻き込む形で実践的な取組をリードすべく、粘り強く取り組んでいかなければならないのではないでしょうか?
批准をしない国に果たしてそんな橋渡しができますか?
条約に署名をしていない国が何を言ったからといって、では核を持っていない国が納得できますか。また、逆に本当にあなた方は平和を求めているんですかということで、核保有国がしっかりと話に乗ってくれますか。そういったことを十分に考えていかなければならないと思います。当然この条約に加わり、さらに世界に推し広げていくためにはそれが必要であると考えます。
原爆投下から79年がたち、核に対する恐怖心が戦争を知らない私たち世代、それ以降の人たちにはもうあまり感じられません。しかしながら、さきの戦争において原爆投下を受けた唯一の被爆国として、その非人道性を訴えることは国際社会における日本の義務であると言ってよいと思います。核保有国のように軍事力に依存した平和から、国際連帯による平和への努力を日本はするべきだと思います。唯一の戦争被爆国である日本政府は核兵器廃絶の先頭に立たなければならないと思います。現在国内の世論調査でも、日本が核兵器禁止条約に参加すべきとの声は7割を超えていると聞いています。私は日本政府がこの被曝者と国民の声に誠実に応えることを訴えたいのです。
核兵器はなくさなければなりません。これは万国共通の思いだと思います。被爆国日本がどう動くか、世界が注目していると思います。@
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