2025/12/12


◎今日は衆議院で令和7年度補正予算案が可決されましたが、一昨日に衆議院予算委員会で質疑をさせて頂きました。コチラからご覧頂けます↓
→ https://youtu.be/Wg8zOd0k7aQ
◎貴重な35分の時間を預かり、補正予算案の中身、更には金融政策について真正面から議論しました。
◎特に補正予算について18.3兆円という巨額の予算が慌ただしく組まれましたが、問題は中身と思っていました。
◎そもそも、補正予算とは、本来は特に緊要なものを計上するものですが、近年、補正予算計上が常態化しているものがあります。
もちろん、補正だろうが、当初予算だろうが、どっちでも中身が良ければいつでも良いでしょう、という意見もあるしょう。
◎ただ、補正の場合は査定が甘くなりがちとの指摘や、審議時間も少なく、ドサクサでよく分からない予算が計上されていることがあります。
こうした個別予算の必要性を一つ一つきちんと詰めて検証していくことは、率直に大変時間を要するものであり、予算委員会では、比較的規模が大きいものをとりあげていくことにならざるを得ません。
これだけの補正予算案を審議するには、今後はもっと長い審議時間や補正予算提出から審議までの一定の時間が必要と強く感じます。
◎私は、個別予算として、3つ取り上げましたが、まず1100億円が計上されている、いわゆるエコカー補助金の問題をとりあげました。
◎この補助金は、令和5年度補正、令和6年度補正、今回の令和7年度補正予算案と3年続けて補正予算での計上となっています。
ところが、令和5年度補正で計上した1291億円の予算のうち、執行残(簡単にいえば余り)が795億円です(国庫返納)。
令和6年度補正において1100億円が計上され、本来は令和7年3月末までに使用する性質のものが繰り越されて、本年9月末までの余りが831億円となっています。
この余りがあるのに、基本的には令和8年3月末までに使用するものとして、追加で1100億円を計上し、合計1931億円を3ヶ月程度(うち831億円は半年)で執行しようというのは、令和5年度の1年間の執行額868億円、令和6年度の1年間執行額496億円を、はるかに上回る金額であり、明らかに予算の積算の根拠を欠いているといわざるを得ません。
補正予算計上したものの、多額の使い残しをするものだとしたら、これは、中身の乏しい予算としかいいようがありません。
◎同時に、この予算の中身の使い方をみると、経産大臣の答弁によれば、中国のBYDの車の購入に関する補助実績として、
令和5年度は約1300件、金額約10億円、
令和6年度1500件、金額は約7億円、
令和7年度は9月末までで約1400件、金額は約5億円(1年間に単純換算すると2800件、金額は約10億円)
ということでした。要するに交付件数が激増しています。
◎次に、海外メーカー全体に関する補助実績としては、
令和5年度が141億円で全体の16%、
令和6年度が377億円で全体の23%、
令和7年度が9月末までで178億円、全体の34%ということでした。
要するに補助金のうち、直近では3分の1超が海外メーカーの車の購入に関するものにあてられています。
◎私は、国民の税金は、海外向けに沢山使うのではなく、国内の自動車メーカーの産業振興に資するように使われるべきと思っています。
この補助金は多額の余りがあって追加の予算措置の積算根拠を明らかに欠いていること、何より、中国のBYDなど海外メーカーの車の購入に関するものにあてられているものが多いことから、国内の自動車産業の振興などに資するように予算修正を求めましたが、受けいれられなかったことは、大変残念です。
もっとも、補正予算の中には国民のためになるものも相当数ありますが、一つ一つの予算を検証すると、問題が大きいものも相当数見受けられ、やはり、慌てて金額を積み上げても、日本のためにならないと感じます。
あらためて、この国のために、予算の中身をよくしていけるよう、政治活動に邁進します。
なお、本年2月の予算委員会で指摘した使われずに貯めたままになっている、コロナワクチン基金から2000億円を超える国庫返納があり、財源に活用されました。
※ 関連記事→ https://news.yahoo.co.jp/articles/540d0dd55f02b8d3c83e7b8b8fe3a2188ccab0f6
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フジオカ タカオ/48歳/男
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