2023/5/14
消防団員幹部科研修に参加しました。
市内各地の分団から参加されており、共同ワークもあったため、普段とは違う交流ができました。
議員になって15年目となりましたが、これまで様々なお役をいただいたり、ボランティアに参加して現場に出ることを大切にしてきました。
議員が直接やる必要はない、議員はもっと包括的な立場で居るべき、といったご意見をいただくこともありましたが、やはり中に入ってこそ見えることや聴けることもありました。
現場に近付くほど、外部の人間に本音で話すことは難しいと感じています。深く人柄を知らない人から「どんなことでも気軽に相談してください」と言われても、本当に困っていることを相談する人は稀ではないでしょうか。
ネットや郵送などを利用して、匿名であれば意見は出ると思います。初当選以来、行政や政治のデジタル化を望んできた身として、それも大切なことではありますが、意見の信頼性という点では現場からの声を大切にしたいと考えています。
一方で大局観を持つことにも心がけてきました。
局地的な課題に対して、同様のことが他でも起きていないか?小さな組織の課題に対して相似関係がないか?と常に置き換えることで、現場の体験は活きてきます。
また、その意識を持つことで、いずれ現場を離れても現場のことを想定することができます。
とはいえ、身体は一つしかなく、時間の制約もあるため、出来ることは限られています。だからこそ、議員は様々な立ち位置の人間が複数居ます。
それぞれの議員がそれぞれのやり方でより多くの皆様の声を掴み議論する、そんな議会であるよう自分なりに尽力していきます。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>おくむら なおき (オクムラ ナオキ)>大局観を持って現場の声を聴き続けたい! 〜消防団員幹部科研修〜