2022/8/4
以前の記事で、新型コロナウイルス感染症自宅療養者への支援策として上尾市が行っている事業と、新たに感染拡大下における懸念について記事にしたところであるが、先日行政側よりこれに関して予算の確保についての報告があった。
報告の内容として、担当部署である健康福祉部から新型コロナウイルス感染症対策関連予算の専決処分を行うとの報告。 感染者数が令和4年7月から想定を大幅に超えて急激に増加したことにより、緊急に予算措置が必要となったことから、下記の内容にて予算確保のための専決処分。
1 専決処分日: 令和4年8月4日
2 補正予算総額 : 一般会計 約1億684万円
(歳入は一般財源の繰越金)
3 内 容
①事業名:自宅療養者支援事業
・支援物資の購入費用(令和4年10月末分まで)約8.500万円
・パルスオキシメーターの配送費用(令和4年10月末分まで)約1,200万円
②事業名:新型コロナウイルス対策事業
・PCR検査等(行政検査)の自己負担助成費用(令和4年10月末分まで)約885万円
③会計年度任用職員人件費
・上記事業を実施するにあたり必要な人件費3人分(令和4年10月末分まで)78万円
現在様々な視点や角度から新型コロナ感染症に対する議論が行われているが、一定の結論が出るのはもう少し時間がかかるかと思われる。 上尾市における感染者数も現在の取り扱いの中では、なかなか縮小の傾向はみられず、検査結果や診断結果により日常生活に制限を課されてしまっている方々のためにも、今回の対応により支援を必要とされる世帯に対し、引き続き、途切れること無く、上尾市としての支援の手が届くよう実施していただきたく思うところである。
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