おやっとさあ、小里やすひろです。

台風が過ぎ去り、各地の主な被災状況を視察。日置市では、永山市長、元山県議等にご案内いただきました。

日置市が経営するオリーブ園では、強風により500本中84本、民間の100人の契約農家と合わせると300本以上が倒木し、植え替えが必要に。丹精込めて育て上げ、日置市の新たな名産として軌道に乗りつつあっただけに残念です。

また、広範囲の停電により、オリーブ油の工場や病院、介護施設などが影響を受け、非常用電源等により急場をしのいでいます。

続いて視察した日置市伊集院のふれあい健康センター（ゲートボール場など）では屋根が損壊。吹上町の公民館では、周りの側溝が損壊し、土砂が公園に流出していました。

さらに、地元の市議や自治会長さんの案内により、薩摩川内市の神社の御神木の倒壊による民家と参道の被害や出水市の農道の崩落現場などを視察しました。

今回は倒木による道路の通行止めが相次ぎ（ほぼ開放済み）、今後、山間部等の調査が進むに連れて農地・農業用施設、林道など被害が広がる恐れがあります。また、全国的な被害も拡大しています。引き続き各行政機関と連携し、被災状況の把握に努め、早期の復旧と生業や生活の回復を図ります。