2021/1/20
1月19日、通常国会冒頭で菅首相の施政方針演説がありました。
全体的にビジョンより個別施策という印象でした。
たたきあげ物語が無くなってしまい、庶民生活や地方への思いがほとんど無くなってしまいました。
ざっと見た感じですが、主に下記の点について疑問質問があります。
1.デジタル化推進は良いが、コロナ対策に係る点でのデジタル(ビッグデータ等含む)活用についての言及はなかった。もっと活用するべきではないか。
2.オリンピックをコロナに打ち勝った証しとして開催すると断言しているが、開催の可否の期限=おそらく3月中旬くらいまでに収束の可能性は大きいのか?また、諸外国などの情勢を考慮して述べているのか?
3. (これは施政方針演説ではないが、)河野太郎行革大臣をコロナワクチン接種担当大臣に任命したが、最優先最重点で取り組むのであれば、どなたか専従者を任命した方が良かったのではないか?
4.新型コロナを克服した上で世界の観光大国を再び目指すとしているが、それならば、GOTOトラベルの本予算計上はいったん取止めて、別メニューの事業継続支援策を実施し、コロナ収束後に補正予算で再開するのが普通だと思います。
5.河合元法相、吉川元農相他、閣僚経験者クラスの政治とカネの問題が噴出していますが、言及されているのは、桜を見る会前夜祭について少しだけ。個別の話はともかく、政治不信を払拭するように責任が大きいことをあまり感じていない印象です。
今日の代表質問はどうなるでしょうか?注目します。
令和3年1月18日 第二百四回国会における菅内閣総理大臣施政方針演説 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
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モリモト カズヨシ/54歳/男
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