2021/1/22
#新型インフルエンザ特措法改正案 については、我々は既に、昨年の臨時国会に罰則のない法案を提出しています。
「まん延等防止重点措置」という要件もよく分からない、国会への報告義務もない「なんちゃって緊急事態宣言」で過料を課すのは問題です。
飲食店も時短要請に応じたいのはやまやまですが、補償が不十分なのでやむ終えず営業していることを忘れてはいけません。そもそも違反をどうやって取り締まるのか、全ての店をチェックするのは不可能であり、公平な執行は難しいと思います。
入院を拒否したり病院を逃げだした事例はどれくらいあるのか、立法事実も不明です。入院を拒否した者に懲役を課す前に入院したくても入院できない状態を解消するのが先でしょう。
積極的疫学調査も刑事罰ということになれば、検査控えにつながるおそれもあります。
本来、新型インフルエンザ特措法改正と感染症法改正は別々で審議すべきで、こんな重要な改正案を束ね法案にすべきではありません。
野党も新型インフルエンザ特措法改正案の早期成立には協力しますが、言うべきことはしっかりと言って法案の修正を求めていきます。
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オオニシ ケンスケ/49歳/男
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