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函館の水と森を守るために【26年5月24日 『逢坂誠二の徒然日記』8542回】

2026/5/24

今日は、大阪で仕事のため早朝から移動を開始します。


1)函館の水と森を守るために

20日、私は「(仮称)函館寅沢風力発電事業 環境影響評価方法書」に対する意見書を提出しました。

この計画は、函館市の水源地に極めて近い地域で進められようとしている大規模風力発電事業です。再生可能エネルギーの推進は重要ですし、私自身も脱炭素社会を目指す方向性そのものを否定するものではありません。


しかし同時に、地域の自然環境、水資源、防災、景観、暮らしとの調和をどう図るのかは、極めて重要な課題です。


今回提出した意見書では、主に次の7点について問題提起を行いました。

1.水環境・水資源への影響

2.土砂災害・地盤安定性

3.ヒグマを含む生態系への影響

4.函館山夜景など景観への影響

5.騒音・低周波音問題

6.環境アセスメント手続きと地域合意形成

7.保安林解除の公益性


特に強く感じているのは、「水への影響」という視点、及び「住民の納得」という点が十分に検討されているのかという点です。

森林は単なる木の集まりではありません。水を蓄え、洪水を和らげ、生態系を支え、私たちの暮らしを静かに守っています。しかも今回の区域は、水源かん養保安林を含む地域です。


また、函館山から見る夜景は、函館の大切な財産です。高さ約195メートル級の風車が回転し、夜間には航空障害灯が点滅する。その影響を静止画だけで評価することには限界があります。


さらに、ヒグマの生息域との関係も重要です。森林改変によって生息環境が変化すれば、人里への接近など、人間社会側への影響も考えなければなりません。


私は、現時点でこの事業の実施には反対です。

しかし今回の意見書は、「反対ありき」で提出したものではありません。

本当に地域と共生できる事業なのか。

市民の安全や暮らしに十分配慮されているのか。

将来世代に責任を持てる計画なのか。

そのことを、科学的かつ丁寧に検証してほしいという思いです。


地域の自然と暮らしをどう守るのか。これは、再生可能エネルギーを進める時代だからこそ、避けて通れない課題だと思っています。


さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。

【26年5月24日 その6845『逢坂誠二の徒然日記』8542回】


#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く

#函館 #寅沢 #寅沢風力

 

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