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連立解消に関するマスコミ取材に対する岡・発言(要旨)

2025/10/11

連立解消に関するマスコミ取材に対する岡・発言(要旨)

自民党総裁から十分な回答がなく残念でありますが、これまで連立を組んで頂きました自民党の皆様には感謝とお礼を申し上げます。誠に有難うございました。 
今後も、県民・市民の皆様の生活と幸せの向上のため、共に頑張ってまいりたく存じます。私どもは「小さな声を聞く」との立党の原点を胸に前に進んでいきます。皆様方におかれましては、変わらぬご指導とご協力をお願い申し上げます。

さて表題の通り、斉藤代表の記者会見を踏まえて県幹事長の岡へのぶら下がり取材がありました。そのやり取りの要旨をお伝えします。

日  時:令和7年10月10日金曜日 16:45から17:00 
対応者:公明党愛知県本部 木藤代表代行、岡幹事長 
場  所:愛知県議会議事堂1階会議室

質疑概要 
【A社】 
斉藤代表の記者会見をどのように受け止めているか。 
【岡】 
昨日、東京の党本部で開催された各都道府県本部の幹部が集まる懇談会に私も出席した。そこで私からも意見を述べたし、各都道府県のメンバーから多くの意見が寄せられた。まずは政治とカネの問題を決着すべし、連立は解消した方がいい、やはり連立は維持すべきなど、いろいろな意見が戦わされた。 
その上で最終的に中央幹事会を経て、代表・幹事長一任となり、今日の斎藤代表と高市自民党総裁との懇談になった。よって私どもは、代表・幹事長の決定した方針にしっかりとついていきたい。

【A社】 
20年以上続いてきた関係を一度白紙に戻すという結果になったが、これをどのように受け止めているか。 
【岡】 
これは斉藤代表からも話があった通りである。政治とカネの問題が今回の一番の論点となっていた。また、我々の地域においても、党員、支持者、そして地域の皆様から、政治とカネの問題を決着すべきとの声をたくさん頂戴した。 
これまでの流れからしても、今、政治とカネの問題が決着しなければ、連立の解消はやむを得ないと思う。政治とカネの問題が一丁目一番地だということだ。

【A社】 
地方でも連携を進めている部分もあると思うが、そうした部分の影響についてはどう考えているか。 
【岡】 
まだ地方選も先の話であるし、次の選挙はどういうものかわからないので、どんな影響があるかということは今の段階では申し上げられない。 
しかしながら、26年の連立政権の中で、地方の自民党議員の皆様とも信頼関係が構築されていることは事実なので、敵対するわけではなく、県民生活の向上に資すること、例えば物価高対策等やらなければならないことについては、共にしていただきたいと思う。一緒にやっていくというのが、私どもの変わらないあり方だと思っている。

【B社】 
斉藤代表の記者会見で、国政選挙における自公の協力を一旦白紙にするという発言があった。愛知県内だと、衆議院16区が、まさしく、公明党が立ち、自民党が応援するという構図だったと思うが、今後の見通しをどのように考えているか。 
【岡】 
連立解消の話が、今、明確になったわけなので、愛知16区のことについては、これからどうなるかは、今の段階では申し上げられない。どのような形で我々が進んでいくのかも論議もされていない。今後のことはこれから考えていくことになる。

【C社】 
26年の協力関係の解消を受け、今後、この地域でどのように再出発していくことを考えているのか。斉藤代表の記者会見では、与党という枠組みを解消された方が、公明党として、自由にいろいろな提案をできるという話もあったが、今後、再出発するにあたり、この地域の方がたにどのような政策を訴えていきたいと考えているか。 
【岡】 
国政の話と県政の話というものは、少し違う部分があると思う。 
ご案内のとおり県政では、大村知事の与党として、自民党、そして公明党、あいち民主の皆さんがいる。そういう現状からすると、県民の皆様の生活向上に資する話は、今までと変わらずにやれると思っている。 
地域の話ということであれば、今までと同じように、県民の皆様の生活の向上につながる政策実現をしっかりとやっていくということである。

【B社】 
少し前の話になるが、7月の参院選では、愛知は自民も公明も両方、選挙区に候補者を立てて戦うということなので、協力ということではないのかもしれないが、与党自公政権ということで、改めて振り返って、政治とカネという、今回の連立解消の原因になった問題が、選挙にも響いた点はあったと認識しているのか。 
【岡】 
先ほど申し上げた通り、地域を歩いていて、党員、支持者の皆様から、また地域の皆様からも「政治とカネの問題が決着していないのではないか」「公明党はクリーンな政党としてもっとしっかりやるべきだ」という声が多くあった。 
選挙期間中、選挙前、そして選挙後にかかわらず、あったわけで、何が今回の選挙の敗因だったかと言えば、まずは、1つはそこにあると思う。(クリーンな)公明党らしさを、しっかりと訴えることができなかったということだ。 
その一方で、選挙で負けたということは、そもそも私どもの実力不足で、環境のせいにするということではないと考えている。愛知県本部とすれば、我々の実力が足りなかったところを、どういう形で補っていくのか? 議員力をアップし、また発信力をアップするかを選挙総括したところだ。そこに力点を置いて今後活動することになる。

【D社】 
国政において自民党との選挙協力が白紙になった中で、愛知県の中で、あいち民主など、他党との関係性や連携の見通しについて、考えはあるか。 
【岡】 
特別な考えはない。今、まさに連立解消となったところなので、今後のことは、今後、またしっかりと考えていくということになる。 
ただ、斉藤代表が申し上げた通り、選挙(選挙協力)というものは、我々は旧来から人物本位という言い方をしていた。それが協力関係の一番の基本であり、基準になっているので、人物本位ということで、今後も様々な協力関係を考えていくことになると思う。(当然、これまで信頼関係が築かれてきた)議員の皆さん(との協力)が多くなるのではないか。

【E社】 
地方の声を中央に届ける機会があったと先ほどおっしゃったと思うが、その際、どのような意見を述べてきたのか。 
【岡】 
緊急の会議だったので、公明党愛知県本部として、全ての議員の意見を集約した形では、昨日の会議には参加していない。 
そういうことから昨日は、私自身、県会議員の岡明彦として、どういう声を地域でいただいたかということを申し上げた。 
先に申し上げた通り、「政治とカネの問題について決着がついていないのではないか」という意見、「今こそ(クリーンな)公明党らしさを発揮すべきだ」との意見が多かった。 
つまり、愛知では、自民党の皆さんがそこについて理解を示していただけないのであれば、連立を解消することもやむを得ない、という意見が多かった事実を中心に、私の意見を申し上げた。

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著者

おか 明彦

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肩書 公明党愛知県本部幹事長
党派・会派 公明党

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