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【まぶちニュース】第1230号 「中道」とは何か

2026/6/19

 今年2月8日、私は奈良1区で落選しました。中道は全国で49議席という歴史的惨敗を喫しました。当時の執行部の一員として、その結果責任を重く受け止めています。敗因を分析することは必要です。結党から選挙まで2週間足らず。準備不足、浸透不足。しかしその言葉は免罪符にはなりません。「本当にそれだけだったのか!?」の問いが自分の頭の中で、何度何度も繰り返されました。
 私は、もっと本質的な問題があると思っています。「中道」という言葉が有権者に届く前に、私たち自身が「中道」を突き詰めて定義できていなかったのではないか!?その問いを、私は今も抱え続けています。

◆「中道」は看板ではない
 政党の名前に「中道」を冠しました。しかし、それで伝わるほど、甘くはありません。有権者が求めていたのは、左でも右でもないという単なる「ラベル」ではありませんでした。生活が苦しい。物価が上がる。賃金が追いつかない。その現実に、誰が正面から答えてくれるのか。その一点だと思います。
 私はかつて政権政党時代、1年4ヶ月にわたり公共インフラ政策を担いました。現場を歩き、数字を読み、技術の可能性を信じてきました。

 政治とは、生活に直結するものです。「中道」とは、その地道な現実直視の姿勢そのものだと、私は確信しています。抽象的なイデオロギーではないのです。

◆多党化の波、その本質。
 政治学者の中北浩爾・中央大学教授は、今の日本政治を「多極型多党制」への転換点と位置づけ、左右両極のポピュリズムの台頭に対して「中道がどう踏ん張るか、真価が問われている」と指摘しています。自民一強への反発、既成政党への不信、参政党やチームみらいといった新興勢力の台頭。これらは一時的な現象ではありません。
 有権者は「変化」を求めています。しかしその中身を問われると、答えが出ない。ポピュリズムはその空白を突いてきます。感情ではなく現実を見る、熱狂ではなく知恵を積み上げる。それが「中道」の本質です。看板ではなく、姿勢と方法論なのです。

◆真価問われる統一地方選
 来春の統一地方選挙が、中道にとって最初の大きな試練となります。ホルムズ海峡封鎖に端を発したナフサ供給危機は、断熱材、塗料、塩ビ管、ユニットバスなど建築・製造の現場を直
撃し、地域の中小企業・建設業者は今まさに崖っぷちです。  316議席という圧倒的多数を背景に、政権はこの現実から目を逸らし続けています。地に足のついた地域政策の具体論で真価をしめす。それが私たちの目指す政治であり、2028年参院選への道を拓く第一歩です。

◆今こそ、結集の時。
 機は熟しつつあります。連合傘下の7産別が中道結集に向けて一体として行動する意向を固めています。現場で働く人たちの組織が、三党の結集を後押しする姿勢を示しつつあるのです。これは大きな前進です。
 また、中道は近々にも三党合流に向けた協議会設置へと踏み出します。これまでの三党連携の実績が、正式な「結集」の制度的枠組みへと踏み出す一歩となります。三党が中道に結集し、衆参合わせて野党第一党として秋の臨時国会に臨む。7月17日の特別国会会期末を前に、その判断と決断を形にしなければなりません。これは党利ではありません。国民の生活を真剣に考える政治家が背負わなければならない責務です。
 私は、この結集を実現するために動きます。地道に、正直に、そして全力で。
「中道」とは、その覚悟の別名です。

~スタッフ日記「熊野古道 ”海遊記”」
 熊野本宮大社への参拝を終えた後、旅の最後の目的地である高野山へ向かいました。 本当は高野山まで歩いて向かうつもりでしたが、日程の都合もあり最後はバスを利用することになりました。
 高野山では奥之院や金剛峯寺周辺を散策し、最後は無量光院という宿坊に宿泊しました。大峯奥駈道や熊野古道ではテント泊も多かったので、畳の上で過ごす時間が少し新鮮に感じられました。
 その夜は宿坊の部屋でお写経を行いました。般若心経を書き写すのですが、連日の疲れもあり、正直かなり眠かったことを覚えています。それでも何とか最後まで書き終え、願い事を書く欄には「馬淵澄夫再選」と記しました。翌朝のお勤めでお堂へ納め、この旅を締めくくりました。
 振り返れば、大峯奥駈道の険しい山々を越え、熊野三山を巡り、多くの人と出会った
十日間でした。山の中で出会った方と再会したり、海外から熊野古道を歩きに来た方々と交流したりと、自分だけでは得られない経験をたくさんすることができました。
 ただ、熊野古道を歩いたからといって何かが劇的に変わったわけではありません。奈良へ戻れば、戸別訪問や地域活動など、いつもの日常が待っています。それでも、この旅で得た経験や出会いは、これから先の活動の支えになると思います。旅は終わりましたが、修行はまだ続きます。地域を歩き、人と出会い、学びながら、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。
 六回にわたり熊野古道の旅の記録にお付き合いいただき、ありがとうございました。拙い文章ではありましたが、少しでも旅の雰囲気やそこで感じたことをお伝えできていれば幸いです。
   (チャーリーブラウン)

 

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著者

馬淵 澄夫

馬淵 澄夫

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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奈良1区 64,325 票 比例 近畿ブロック 中道改革連合

肩書 奈良県第1区 前衆議院議員
党派・会派 中道改革連合
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