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おかしな予算-8 食肉流通構造高度化・輸出拡大施設整備事業

2026/8/28

2030年度までに農作物の輸出を5兆円にしようというかけ声の下、様々な農水省の事業が行われています。

この食肉流通構造高度化・輸出拡大施設整備事業もその一つです。(金額は単位千円)

  2022 2023 2024 2025 2026
要求額 3,500,000 2,503,000 2,203,000 2,601,500 2,101,500
当初予算 2,504,000 1,973,000 2,203,000 1,230,191  
補正予算 7,003,000 7,100,000 12,267,062 16,659,335  
前年度から繰越 8,272,000 10,196,000 12,100,304 16,491,032  
予備費など   -82,896      
合計 17,779,000 19,186,104 26,570,366 34,380,558  
執行額 7,251,000 7,080,788 8,645,625 4,350,000  
執行率 40.8% 36.9% 32.5% 19.2%  

当初予算では20億円程度が計上されていますが、毎年、補正予算で巨額な予算がついています。

補正予算でそれだけの額がついても年度内に消化しきれないため、翌年度に繰り越され、しかも翌年度には巨額の繰り越しに加えて当初予算がつき、予算の執行率は4割弱ということが繰り返されています。

今後は、補正予算でこのような予算の付け方はしない、必要な予算は当初予算にきちんと計上するという方針が示されていますが、この予算の様に、これまで補正予算につけられていたものを当初にすべてまとめれば、当初予算の金額は異常に膨れ上がることになります。

それぞれの予算の精査が必要です。

この予算も、これだけの金額が毎年ついていながら、成果目標の管理がいい加減です。

この予算の達成目標の一つが牛肉の輸出額ですが、目標は2030年度に1132億円、しかし、2030年度までの年度ごとの目標がありません。

2025年度の実績が732億円ですが、これがどうなのかレビューのしようがありません。

施設整備では、屠畜施設の再編整備が挙げられていますが、目標は2030年度に稼働率7割から9割となっています。

7割なの、9割なのと質問しても、7割から9割ですという返事が返ってくるだけです。

一般的に農水省予算は、その事業で何を達成するのか、達成目標を何ではかるのか、その目標数値はいくらなのかということが極めて曖昧です。

その農水省予算で、稼げる農家を創ることができますかということを、もっと詰めていかなければなりません。

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著者

河野 太郎

河野 太郎

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
選挙区

神奈川15区 141,580 票 [当選] 比例 南関東ブロック 自由民主党

肩書 元外務大臣、元防衛大臣、元デジタル大臣、元湘南ベルマーレ代表取締役
党派・会派 自由民主党
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