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【横浜市長選挙2026】前職が出直し出馬を表明!国政政党や団体の支援状況を地元紙記者が徹底解説

2026/10/2

選挙ドットコム編集部

選挙ドットコム編集部

2026年9月30日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、10月4日に告示が迫る横浜市長選挙を大特集!タウンニュース横浜デジタル編集室編集長の門馬康二記者に解説いただきます。MCの選挙芸人・山本期日前氏が着目する大きな構図の変化とは?

※編集部より補足:この記事と動画は、9月29日時点の内容になります。10月4日告示・10月18日投票の横浜市長選挙には10月2日午前8時時点で、新人の原沢敦美氏、新人の福山敦士氏、新人の中谷一馬氏、新人の浅賀由香氏、新人の藤川祥子氏、前職の山中竹春氏、新人の馬場慎一郎氏の7人が立候補を表明しています。

辞職した前職が出馬表明!前回選挙との支援体制の違いは?

MC期日前氏:横浜市職員からのパワハラ告発があり、第三者委員会で複数のパワハラ行為が認定され、市議会からも辞職を要求されて9月に辞職した山中竹春市長が本日(9月29日)の会見で市長選への出馬を正式に表明しました。(中略)出馬要請をした団体というのはどういったところになるんですか?

門馬記者:一番大きいのは港関係の団体ですね。横浜は港が非常に中心ですから。これは1回目の選挙の時から支援していた、藤木幸夫さんたちのグループ「横浜港運協会」から出馬の要請を受けていた。あと、もう一つは市民団体。これも1回目の時に、あの時はカジノの誘致というのが争点になっていましたので、ここに反対する団体が引き続き山中さんを支援したいということで、この団体も山中さんに出馬要請をしていたということがありました。

MC期日前氏:例えば、(立候補を表明している)浅賀由香さんは日本共産党で、藤川祥子さんも市民系じゃないですか。この2名ともカジノ反対というところだと思うんですけども、過去にカジノ反対のところで動いていた市民団体の一部が、山中さんの方を根強く支持されているということですか?

門馬記者:そうですね。もちろん、パワハラは良くなかったんだけども、引き続き山中さんに市政を担ってほしいということで出馬要請をしたという感じですね。

MC期日前氏:ああ、じゃあ結構カジノに反対されているグループというのは、今回めちゃくちゃ分散されるということですね。

門馬記者:そうですね。2021年の選挙の時も実際に立候補された方のほとんどがカジノ反対でしたから、カジノ反対と言ってもその後の動きというのはかなりバラつきがあったり広がりを見せているので、一つにまとまって皆さんが同じ考えというわけではないですよね。

MC期日前氏:先ほど言いました『ハマのドン』が、今回はもう山中さんの方に応援に入る形になりますかね?

門馬記者:これは29日の会見でも山中さんがおっしゃっていたんですけども、藤木さんとは電話でお話をしたということで、藤木さんからは色々と言葉をかけてもらって、「港運協会としても支援していく」ということで。それもあって出馬を決断する一つの要因になったという感じでしょうかね。

MC期日前氏:おお。これじゃあまたハマのドンが演説に入る可能性も……?

門馬記者:演説に来るかどうかは分からないですけども、29日の前日には港運協会を含めた後援会の会合があって、その場には色々な港関係の方が来たんですけども、そこに藤木幸夫さん自身はいらっしゃらなかったので、この先どこまで表に出てくるかというのは分からないですね。

MC期日前氏:そもそも、港運協会というのはすごい人数なんですか?

門馬記者:港で働いている方というのは一定層いますから、その関連の企業や家族を含めれば一定の数にはなるんですけども、ただ市民全体から見れば業界の一部かなという評価だと思いますけどね。

MC期日前氏:ここが一つ注目になりますね。(中略)今までは色々な政党の後後押しがありましたが、今回も政党は一つもつかないという形ですか?

門馬記者:はい。

MC期日前氏:先日の選挙ドットコムちゃんねるで「山中さん出るのかどうか」とお話をしていたタイミングで「ポスター貼れるんですか?」というところがあったと思うんですけど、そこはどうなりそうなんですかね?

門馬記者:選挙の体制について今日は言及はなかったんですけども、ただ今までと違って本当に組織もないですし、事務所の方に伺ったら、例えば「選挙事務所はどうなってますか?」ということも聞いたんですけども、「いや、まだ決まったばかりでこれからです」ということでしたから、ここから数日のうちにどこまで整えられるのかということですね。

MC期日前氏:例えば、最初に駅でのお詫びから始まったというところで、兵庫県の斎藤元彦知事と比べる方もいらっしゃるとお話ししたんですけども、斎藤知事はネット上でぶわっと行ったじゃないですか。山中さんとかは今のところ僕が見ている限りでは全く感じないんですけど、そのあたりは実際になにかネット上でもリアルなところでも広がりそうな感じはあるんですか?

門馬記者:私も見ていますけども、ネットでは「山中さんに続けてほしい」という方が少数いますけども、大半が批判的な声。また、街頭で駅に立って謝罪していたというのもSNS上の反応を見ましたけども、中には「駅前でひたすら頭下げて謝ってる人がいるけど、あの人誰なの?」という書き込みがあったりして、謝っているのが前市長だということを知らない人も結構いたりして。そもそもの認知度というか知名度がどこまであったのかなというのは、今になってみるともう1回考えなきゃいけないということですね。(中略)

ただ、昨年の選挙の時にも山中さんが街頭でやっていて、子育て世代の方から市が進めてきた子育て政策について「評価する」「ありがとう」というような声は実際にあったので、そういった方々が今回山中さんのこの再出馬をどういう風に評価するかというのは注目の一つですね。

前回と全く異なる構図に?新人候補と各政党・団体の支援動向

MC期日前氏:本日(9月29日)、政策発表が行われたのが原沢敦美さん。

門馬記者:まず原沢さんは政党でいくと、自民党市連(※編集部補足:収録後の10月1日に自民党神奈川県連が原沢氏の推薦を決定しました)と国民民主党県連と日本維新の会は「神奈川維新の会」という県組織が推薦で、公明党市議団が支持という形になりました。

MC期日前氏:原沢さんはどういう方なんですか?

門馬記者:元々弁護士で、その前は航空会社で飛行機の整備士をやっていたところから弁護士に転身された方です。で、弁護士として企業のコンプライアンスとかをやることも多かったですし、社外取締役ですとか、あと東京都とか首都高の入札を監視する委員などもやっていたということで、「行政との関わりもある」という触れ込みで今回出馬を決めたというところです。

MC期日前氏:コンプライアンスについては対山中さんというところで一つ選ばれているのでしょうか?

門馬記者:その点はあると思いますね。弁護士ですから、29日の会見の中でも弁護士の目線から見て「市の対応がどうだったのか」ということはいくつか口にされていましたし、第三者委員会がまとめた調査報告書を見て「弁護士の立場から見て、ここまで弁護士がこういった言葉を使ってまではっきりパワハラを認定したんだなということに驚いたと」いうこともおっしゃいました。(中略)

MC期日前氏:最初出馬要請を経済会がお願いしたと。

門馬記者:そうですね、JC(青年会議所)のOBを中心とした団体が原沢さんに出馬を要請したと。

MC期日前氏:よく、横浜の経済界イコール『ハマのドン』みたいなイメージを持つ方がいらっしゃるんじゃないかなと思うのですが、そこはまた別ということですか?

門馬記者:そうですね、重なっている方も一部いますけども、主にJCのOBが声をかけたということですね。

MC期日前氏:だから前回山中竹春さんの方に入っていたメンバーも、今回は原沢さんの方に結構いらっしゃる。横浜の経済界というのはかなり分厚いんですか?人数的にもかなり影響力があるという形になりますか?

門馬記者:大企業が例えば商工会議所であったりJCであったり、あとロータリークラブにメンバーとして入っていることが多いので、そこの繋がりというのは縦横の先輩・後輩みたいなつながりもありますから、かなりネットワークが広がっているという感じですよね。

MC期日前氏:やっぱり気になったのは今回政党の支援体制でいうと、自民がついているということは、横浜では菅義偉さん系だったり佐藤茂さん系だったり色々あると思うんですけど、今回は菅さんが動くような感じなんですか?

門馬記者:これも報道ベースですけども、菅元総理が原沢さんと実際に面会した、これは確かだと思います。また原沢さんの擁立にあたっては、菅さんに近いグループの市議あるいは衆議院議員が積極的に関与していたということもある程度確かですし、今まで横浜市長選はかなり菅グループと言いますか、菅さんに近いところが仕切ってやっていたのがあるので、今回もその構図は変わっていないかなという風に思います。

MC期日前氏:で、そんな中でやっぱり注目だったのは、公明党が今回市議団としては原沢さんの方についたというところです。今回、立候補を表明されている中谷一馬さんは今年の衆議院選挙神奈川7区で中道改革連合で出られていて、公明党も中谷さんの応援に入っていたわけじゃないですか。中谷さんは衆院選で落選した後に一度離党するということはあったにせよ、ここをどう判断するのかなというのは個人的に気になっていたんですけど、原沢さんの方に行ったんですね。

門馬記者:はい、これは非常に難しい判断で、私も公明党の関係者からこの間何回か話を聞いて「どうなんですか」という風に聞いたんですけども色々難しいと。

MC期日前氏:かなり悩んで悩んでという感じですね。

門馬記者:もちろん中道との関係がありますし、今おっしゃったように衆院選の時には中谷さんの応援に中道の斉藤鉄夫共同代表が実際に来たりということもあったので、そこから半年ちょっとですよね。その中で、じゃあ半年ちょっと前に応援した中谷さんではなくて、という判断はなかなか難しいものがあったでしょうね。

MC期日前氏:当時のトップが応援まで駆けつけていたわけですもんね。公明党がつくと大体支持層の8~9割乗るというジンクスがあるじゃないですか。それぐらい例えば学会とかも含めてそこはもう全力挙げてやる感じになっているのか、それとも議員だけなのでしょうか?

門馬記者:市長選になるだいぶ前から公明党の市議が言っていたのは「いかんせん時間がない」と。学会員を含めた支援者に説明する時間がないから、どこまで公明党の判断が自分たちの支持者に広く浸透するかというのはなかなか大変だという風に言っていました。今回の市長選は決められた選挙ではないですからね。どこまでこの公明党の判断が日頃の支援者に伝わるかというのは、これも一つのポイントですよね。

MC期日前氏:今回公明党が原沢さんについたというのは、やっぱり菅さんとの関係性というのもかなり大きいんですかね

門馬記者:今まで横浜市会の中で自民党と公明党は歩調を合わせることが多かったですし、連立が崩れても横浜の中では仲がそこまで悪くなったわけではなくて、自民・公明が歩調を合わせることも多かったですから、そういった判断もあったのかなと思います。

MC期日前氏:維新は2021年のタイミングに関してはそもそも松沢成文さんが出られていて、前回の市長選に関してはどの候補者も応援しないという自主投票だったと思うんですけど、そんな中で今回原沢さんの方についたというのは、どういう理由になってくるんですか?

門馬記者:維新はこの山中・前市長のパワハラ騒動があった頃から最初に不信任決議を出す構えを見せたりなんとかして存在感を示そうという動きがずっとあったかと思うんですけども。今回はもう先に自民や国民民主が原沢さんを推薦するというのを決めて、じゃあ維新どうするとなった時に「乗り遅れちゃいけない」というか、別の判断をするのが難しい。維新の中には主戦論と言いますか自前の候補を出すべきだという考えを持っている方もいるんですけども、なかなか今の横浜の中での維新の勢力を考えると自力では難しいとなった時に、誰かを推薦する必要があるということで原沢さんの推薦になったのではないかと思います。(中略)

MC期日前氏:今、国政で自民と維新が与党になっていることも影響を与えているんですか?

門馬記者:それはあるでしょうね。あと、維新に関しては、菅・元総理の影響力というのもあると思うので、菅さんから維新の方に依頼があったと考えられてもおかしくないかなと思います。

MC期日前氏:逆に言うと、今回野党でいくと中道が解体され、公明党の衆議院議員は公明党に復党し、民主改革の会もできました。沖縄県知事選の時もそういったところは影響したと思いますが、今回公明党はちょっと動きやすくなった面もあるのでしょうか。

門馬記者:もう中道がバラバラになってしまいましたから、公明党単独で動きやすかったというのはあったかと思います。ただ、ちょうど沖縄県知事選もそうですけども、中道が分裂するさなかの話なので、なかなかそこでどう判断するかというのは色々苦労されたでしょうね。

MC期日前氏:個人的にちょっと気になるのが国民民主党の動きです。前回は山中さんについていなかったわけじゃないですか。今回は自民と歩調を合わせたというのは、どういうことなんですか?

門馬記者:国民民主党を巡っては代表選の時に玉木雄一郎さんが桜木町駅前に代表選の演説でやってきて、その場で演説の後に「独自候補を横浜市長選で出す」ということを一旦言ったんですけども、これは国民民主党の市議たちにとっては寝耳に水の話でした。市議からすると「本当に出すの?」みたいな感じになったんですが、結局その話はその後何も進むことがなくて、原沢さんの推薦にまわったということですね。

MC期日前氏:今回国民民主に関しては、前回は田中康夫さんの応援に入られていた方もいらっしゃったわけじゃないですか。

門馬記者:一部の議員は田中さんの陣営でサポートに入っていました。

MC期日前氏:連合は特にまだ態度表明していないということですか?

門馬記者:連合は今のところはっきりは言っていないですね。(編集部補足:収録後の9月30日に連合神奈川が自主投票の方針を決めたとの一部報道がありました)

MC期日前氏:なるほど。だから、同じ構図でメンバーが変わっているという感じではなくて、そもそも今回の横浜市長選は構図ごとすごく変わっている形ですよね。ちなみに、原沢さんは割と知名度のある方なんですか?

門馬記者:今まで何か市政に関わったとか自民党に関わりがあったということは全くない人ですので、一般の方がどこまで知っているかというと、ほとんど知名度ゼロに近い状況だと思います。(中略)自民党の中には「一番は山中さんに再選させてはならない」という強い思いを持った方が何人もいるので、かなりそれが執念に近いようなものを感じるので、それで「じゃあ原沢さんを頑張ってやろう。ここはもう絶対に落とせない戦いだ」という雰囲気は感じられますね。

MC期日前氏:そして、先月の衆院選で落選した中谷一馬さん。元立憲民主で衆議院議員をやられておりまして、今回も横浜市長選挙に出られているところなんですけども、立憲民主党県連の支援を受けています。最初、候補者を出す時に歩調を合わせるというか、立憲の方にも呼びかけていた。

門馬記者:最初、山中さんのパワハラが明らかになって、昨年の市長選で応援した自民、公明、立憲、この3会派がともに辞職要求をしたということで、その先の市長の候補者選びでもこの三つの会派、三つの党が連携して同じ歩調で動くんじゃないかなと思っていて自民党もそれを期待していたんですけども、立憲は立憲で独自の判断に至ったと。これは何人かの方が言っていたんですけども、どうも自民党であったり原沢さんサイド、あるいは原沢さんを支援する自民党の経済会の中に「IR、カジノを否定しない人がいるんじゃないか」という疑念があって、それがある以上自民と同じ行動はできない。

MC期日前氏:中谷さんも今回もカジノにかなり触れられていましたもんね。

門馬記者:そうですね、断固反対だということは言っていますから。どうもそこの疑念が拭えないので、自民側に乗っかることができないということを立憲の人は言っていました。

MC期日前氏:そっか。結局まだやっぱりカジノが構図を動かしているのですね。

門馬記者:だから、さっきも言ったように具体的に何かカジノ誘致に向けてもう1回動き出そうという人が目に見えているわけじゃないんですけども、何か見えない亡霊みたいなのがどこかにあるのかという感じで、未だにIRの疑念が拭えないということで立憲は自分たちの判断をしたと。

MC期日前氏:そうですね。でも中谷さんも色々な方が応援をされていました。初日はまず(ジャーナリストの)堀潤さん。かなりYouTubeも色々な方とライブ配信をされています。

門馬記者:色々な地方の首長の方とか、あとチームみらいの峰島侑也さん

MC期日前氏:(社会学者の)西田亮介さんもそうですし。首長はかなり無党派を取れるタイプの方、例えば、岐阜県美濃加茂市長の藤井浩人市長、秋田県大館市の石田健佑市長、元々自民府議だった大阪府箕面市の原田亮市長、茨城県つくば市の五十嵐立青市長など、結構色々な首長、色々な党派の方がいらっしゃる。今日Xとかで見たんですけど、(実業家の)ひろゆきさんとの2連ポスターが出来ていました。(中略)

門馬記者:中谷さんの今までの実績、県連でも幹部を務めていたので、もう少しここ上のレベルのサポートがあってもいいのかなと思うんですが、逆に言うと、中谷さん自身も言っているんですが、広く支援を集めたいということで、立憲の色があまりつかないようにというような配慮もあるのかなという風に思いましたけどね。(中略)

MC期日前氏:そして、共産党の浅賀由香さん。浅賀さんはよく参院選神奈川選挙区に出られているというイメージだったんですけども、前回、共産党は独自候補を立てていなかったと思うんですけど、今回出されてきたというのはどういう理由になるんですか?

門馬記者:共産党は前回は何も動きがなかったですけども、そのもう1個前までは色々な市民団体と連携して共産党も応援に入りながら、市民団体と一緒に候補者を選ぶということをしていたんですけども。今回もそれと同じように進めようと思っていた。共産党が中心になって色々な市民団体に声かけたんだけども、結果的に時間切れでまとまることができなかったということで、今回浅賀さんは共産党の公認候補として出ると。共産党が市長選に公認候補者を出すというのは久々の話になるので、そこが少し市民団体との関係が今までと違うところかなと。

MC期日前氏:藤川祥子さんも市民団体系じゃないですか?ここは明確に違うという形なんですか?

門馬記者:藤川さんは2011年横浜市議選に地元の鶴見区から1回出て、その時は「ネットワーク横浜」という政治団体から出ました。ネットワーク横浜は一時期、市会の中でも一定数持っていた市民団体というか市民派のグループでして、藤川さん自身はカジノの反対の活動をやってきました。さっき言ったように、カジノ反対は色々なグループが一緒になってやっていたので、共産党のくくりの中でやっていた方と、関係なしに市民としてやっていたグループがあったりしたので、そこはそもそものところから違ったのかなと思いますけど。

MC期日前氏:そっか、そもそも応援しているメンバーみたいなのがもうかなり違うというところですね。そんな中で、今回浅賀さんと藤川さんは訴えているポイントみたいなのは結構違っていたりするんですか?

門馬記者:浅賀さんは今までも参院選に何度も出ていたので、そこで訴えてきたことがベースになっているのかなと思います。具体的には、米軍施設の横浜ノース・ドックの返還だったり、平和を中心に訴えるということで、横浜ならではということよりも、今まで自分が訴えてきた中の横浜の部分を訴えているのかなという印象を受けました。

MC期日前氏:藤川さんの方に関しては?

門馬記者:藤川さんはおそらく来年春の市議選に鶴見区から出ようと思って準備されていたと思うんですね。ですから元々1回市議選に出たということもあってベースはあるんですけども、今回特におっしゃっていたのは、色々な形で「市民が主役の市政」を目指したいということで、市政に市民が参加する窓口をもっと広げたいと。色々な機会を通して市民の声がもっと通るように。藤川さんはこの期間中、山下ふ頭の再開発についての活動も色々やっていて、山下ふ頭の再開発が市がかなり主導して決めているので、「市民の意見をもっと聞くべきだ」という活動をされていたので、市民の草の根的なものをボトムアップでやっていきたいというのが主な主張ですね。

MC期日前氏:そして、前回も横浜市長選挙に出られておりました福山敦士さんが、今回はなんと参政党と再生の道さんから推薦を得られていますが、ここはどういったところになったんでしょう?

門馬記者:これは福山さんが会見でおっしゃっていたんですけども、昨年は全く政党の支援を受けないで無所属で、それで非常に大変だったと。なかなかどこかの力がないと選挙が難しいんじゃないかということで、ご本人の方から色々な団体・政党に接触していく中で参政党というのがあったということで。参政党との考えも合うということで、参政党の推薦を受けることになったと。

MC期日前氏:元々サイバーエージェントに勤めていらっしゃって、色々な球団だったりとか、ベルギーのサッカーのチームを運営されている。今回、今全国で参政党現象みたいなところがあると思うんですけども、結構もう参政党も全力でやってるという形になるんですか?

門馬記者:そうですね。沖縄県知事選で参政党が推薦した古謝玄太氏が結果が出たということもあって、横浜市長選においても「参政党が誰か応援すべきだ」という声が参政党支持者の中ではかなりあったと思うので、そこに福山さんが来てくれたというような感じで受け止めているんでしょうね。(中略)

MC期日前氏:そして、再生の道も今回福山さんについているということですが?

門馬記者:再生の道自体が、なかなか神奈川・横浜の中で何か具体的な活動があるというわけじゃないんですけども、これが他の選挙も含めてどうなんですかね?再生の道が力を発揮した選挙というのは、直近で何かあったんですかね?

MC期日前氏:福岡県の田川市長選で、再生の道で参院選全国比例区に立候補していた浦野仁氏が当選したというのがありまして、政党の公認候補ではなかったんですが、当時応援していたメンバーがかなり福岡に行ったり、ネット上とかの影響とかはあったのかなという風には見ています。(中略)

MC期日前氏:各陣営が前市長の問題を受けて前市長に対して厳しいことを言っていくというとこになると思いますが、ここまで乱立してるとみんなが山中さんの方を目がけていくのか、それとも別の有力に候補に振ってくのか、ここは難しい選挙になりそうだなと思います。

門馬記者:前職の山中さんを気にしすぎると、肝心の政策の方がおろかになってということにもなりかねませんから。これは戦い方としては難しい選挙ですよね。 

MC期日前氏:政策の争点みたいなところというのは、何か今明確に出たりとかしていますか?

門馬記者:まず一つは今回の選挙理由がパワハラの辞職によるものですから、「どうやって市の組織を立て直すか」「職員が自由に意見をしやすい雰囲気・組織をどうやって作っていくか」というのは、これは1番問われるところだと思います。

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