今回、激先週の多くも含め、都市部はヒラリー氏支持が多く、地方はトランプ氏の支持が多くなりました。たとえばフロリダ州(下図)をみても、州としてはトランプ氏が勝利し総取りをしましたが、都市部の地区(マイアミやオーランド、タンパなど)はヒラリー氏が勝利しています。これは都市部と地方で有権者の投票行動に有意な差があるものと考えられます。
===ここからは出口調査の結果から===
ここから先は、約2万5千人のExit Poll(出口調査)の結果をもとにした内容です。世論調査よりも実際の選挙を具体的に表していると思われますが、しかしもっと時間が経ってから発表される実際の投票結果とは数値が異なる可能性があるので、あくまで「出口調査」の結果としてお読みください。
男女別の投票先は、上記のように非常に対照的な数値となりました。
しかし、人種×性別でみると以下のようになります。
白人については男女ともにトランプ氏支持であり、逆にアフリカ系アメリカ人、ラティーノは男女ともにクリントン氏支持です。このことから、性別によって「女性がヒラリー、男性がトランプ」というわけではなく、むしろ人種による支持の違いが明らかになったといえます。トランプ氏の女性問題について、白人女性の多くは目をつぶりました。
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