岡田克也代表の辞任に伴い、民主・維新の合流により生まれた民進党初の代表選が9月15日に行われます。
それに伴い、いち早く出馬表明したのが、旧民主党の蓮舫参議院議員でした。
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気になる対抗馬として数名の名前が上がっていますが、その中で注目されているのが前原誠司氏。
前原氏は、民進党の前身となった民主党の代表を2005年に務めたことをはじめとし、民主党政権時代には国土交通大臣や外務大臣を務めるなどの活躍を見せています。
前回2015年の民主党代表選では細野豪志氏の支援に回り、出馬を見送っていましたが、今回は出馬が視野に入っていると言われています。そんな前原氏の人柄や学歴、経歴を振り返ってみましょう。
前原氏は1962年4月30日生まれの54歳。京都市左京区生まれ、京都府育ちです。
現在でも「前原氏と言えば鉄道・SLオタク」と言われるほどですが、鉄道好きは昔から。小学5・6年生の頃に1人で親戚を訪ねた際にはわざわざSLが交換される駅まで寄り道し、「失踪騒ぎ」と心配されたエピソードを持っています。
中学高校は、京都府の進学校である京都教育大附属中・高校に進みます。中学2年生の時に不幸にも父親が自殺、以降は母子家庭で苦労を味わいます。
父親が生前、裁判所に勤めていたことがきっかけで法律に興味を持ち、1年間の浪人生活を経て京都大学法学部へ進学します。
大学卒業後は松下政経塾へ入塾、その後地元京都に戻り、府議会に立候補し、議員としての道を歩み始めます。
30歳を過ぎた頃に転機が訪れます。府議会議員としてわずか2年程しか経っていない1993年に、日本新党の立ち上げに参加し、衆議院議員となります。その後は政界の荒波にもまれ、民主の風や新党さきがけといった政党を渡り歩き、1998年には民主党の結党に参加しました。
民主党の若手時代には、「鳩菅体制」と呼ばれた鳩山・菅の二枚看板に危機感を覚え、世代交代を図るため「第二期民主党をつくる有志の会」を結成、頭角を現していきました。2005年には民主党代表選に出馬、わずか2票差で菅直人氏を破り、代表に就任しました。
「永田町の郷ひろみ」「ジャニーズ系」と呼ばれるようになったのも、この頃のことでした。
しかし、「堀江メール問題」と呼ばれる捏造されたメールによる政治騒動によって、わずか半年で代表を辞任に追い込まれました。
2009年、民主党が政権交代を成し遂げると、国土交通大臣に就任します。その後、群馬県の八ッ場ダムの中止を明言するなど、注目を集めました。2010年には外務大臣に就任。実は、前原氏の大学の専攻は国際政治。長年、日本の外交に携わることを目指していただけに、悲願といったところでしょう。
当時は48歳という若さでの就任ということもあり、メディアでも大きく取り上げられました。
しかし、政治献金に関する問題が報じられると、1年も経たずに辞任。民主党の代表は半年、外務大臣は1年と、重役が短期間で終わってしまっています。
その後は最後の民主党政権となった野田内閣で国家戦略・経済財政担当大臣として入閣するなど、大役を歴任してきています。
前原氏の趣味と言えば、SL。新婚旅行先も、「現役のSLが走っている」という理由で北海道を選んでいます。
また、毎朝、事務所に出勤すると、菓子パンと惣菜パンを1個ずつ食べるのが日課だそう。週刊誌によれば、ある日新人女性秘書が誤って菓子パンを2つ用意したところ、「菓子パンなんか2個も食えるか!」と言ったという逸話まで。その他にも、無類の森永ハイチュウ好きであり、12個入りの包み紙を全てはがし、ダンゴ状にして梨のように噛り付くといったエピソードも持っています。
前回の民進党代表戦では細野豪志氏の支援に回った前原氏。今回の代表選には出馬するのでしょうか? 注目を集めています。
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