第11回選管アワード月間最優秀賞は、大阪府 門真市 選挙管理委員会に決定いたしました!
門真市では、6月16日に門真市長選挙が行われました。
これにさきがけ、市ホームページトップには「フォトニュース」コーナーに選挙啓発活動の写真をアップ、さらに選挙バナーも貼られ、告示日には立候補者名簿・選挙公報を掲載、投開票日には選挙速報とともに当選者の名前がトップページに表示されました。
選挙前から選挙結果の伝達に至るまで、一貫して有権者に分かりやすい掲載内容であったことに対し、6月度の選管アワード最優秀賞を贈呈することに決定いたしました。
門真市選挙管理委員会、そしてホームページを担当された総合政策部秘書広報課にお電話でお話をうかがいました。
選挙管理委員会の方のお話しでは、「駅前やスーパー入口などで「明るい選挙推進協議会」会員と「摂南大学経営学部」の学生達の協働による選挙啓発イベントを行いました。門真市のイメージキャラクター・ガラスケ、門真市地域通貨イメージキャラクター・蓮ちゃん、そして明るい選挙キャラクター・選挙のめいすいくんの着ぐるみを着て投票をアピールすると、着ぐるみを見つけた子供たちが駆け寄り、その賑やかさに通行人の注目も惹きつけました。」とのこと。
実際に着ぐるみを着た学生さん達の感想を尋ねると「選挙に対する有権者の方々や街の様子がよくわかった」、「選挙について、以前より意識を向けることが出来た」という声がきかれたそうです。また「明るい選挙推進協議会」会員と学生達との世代を越えた交流もあり、意義深いイベントだったとのことでした。
市ホームページの選挙情報掲載レイアウトを担当された秘書広報課は、「わかりやすい」「迅速」の2点を常に心がけてきたとのこと。選挙執行時には必ず選挙バナーを貼り、情報にアクセスしやすいようにしているそうです。編集部が注目したトップページに当選者の名前を明記する点についても、「選挙管理委員会との日頃の話し合い、そして各方面からの様々な意見を組み上げた結果」と話してくれました。
選挙管理委員会の的確な情報提供、秘書広報課の伝達デザイン力、この両者の相乗効果が今回の掲載内容につながったことを改めて実感しました。
(文・横内陽子)
これは、十分で適切な選挙情報の公開を促すために、『ザ選挙』編集部が、優れた情報発信を行っている自治体の選挙管理委員会を勝手に称えようというものです。
この賞は、自治体そのものの優劣を決めるものではありません。インターネット上の選挙情報の掲載方法に関して、何かしらのヒント、アイディアの一助になればと思います。
選管が的確な情報を素早く出すということは、選挙の質そのものを向上させ、有権者にとっても非常に有意義であると言えます。この賞は、もしかしたら日本で一番地味かもしれません。しかし、あまり日の当たることの無い縁の下の力持ちの努力を、ほんの少し意識することで、よりよい選挙が実行されるようになると考えています。(『ザ選挙』編集長 高橋茂)
『ザ選挙』編集部では、毎月選管アワードを発表していきたいと考えています。
その月の末日までに投開票のあった選挙を選考対象とし、厳正かつ公正な(一応)判断のもと、選挙情報をインターネット上で発信し、かつその内容が充実している自治体へ贈られます。ユニークな取り組みには、特別賞を贈ることも考えています。
毎月上旬には発表できるようにいたしますので、お楽しみに!
2013年5月度 月間最優秀賞 千葉県千葉市
2013年3月度 月間最優秀賞 岡山県鏡野町
2013年2月度 月間最優秀賞 茨城県城里町
2013年1月度 月間最優秀賞 福岡県北九州市
2012年10月度 月間最優秀賞 山口県周防大島町
2012年9月度 デザイン賞 神奈川県真鶴町
2012年8月度 ソーシャルDE賞 北海道中標津町、鹿児島県宇検村
2012年7月度 月間最優秀賞 宮城県名取市選管
2012年6月度 月間最優秀賞 東京都港区選管
2012年5月度 月間最優秀賞 東京都福生市選管
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