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【国民民主党 代表選】全政党で初!国民民主党の代表選ではネット投票が活用されていた!|党大会レポート

2018/9/5

ひがし みすず

ひがし みすず

9月4日、国民民主党の臨時党大会が開催されました。党大会で行われた党代表選では玉木雄一郎氏が津村啓介氏を破って当選を果たし、新しい党代表が誕生しました。現在支持率が0パーセント台と苦しい状況にある国民民主党ですが、果たしてこの新体制で状況は好転換するのでしょうか?

自民党総裁選の影に隠れたちょっと地味~な(?)国民民主党の代表選に、自称日本一意識低い政治ライターひがしみすずが潜入してきました。
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収容人数600人ほどのホールを貸切。空席も目立つ

会場は永田町駅から徒歩数分のホテルのホール。収容人数は600名ほどで、そのうち150席程が報道陣用に開放されていました。気になるのが、会が始まっても目立つ空席…。
当日投票を行わない党関係者(事前投票をした地方議員・党員・サポーター、その他関係者)が台風21号の影響で来場を見合わせたのでしょうか? または、参加者が余裕をもって座れるようにしているのかもしれませんが、空席が目立つのは悲しい気もしました…。

それでも、会場は終始和気あいあいとした雰囲気でした。報道陣に対するお出迎えのメンバーも豪華!

リーフレットや資料をいただきました

受付で報道関係者として入場手続きをすると、資料がもらえます。内容は
・開催概要、次第
・代表選候補者のリーフレット
・党会報紙「国民民主PRESS」
・代表選挙者立候補届出結果に関する公告(政策や推薦人一覧)
・国民民主党代表選挙の有権者数に関する公告(有権者について・決め方等)
・代表選挙資料集(代表選のルール等)
といったものでした。

“臨時”党大会ということもあり、この会合のメインは代表選。
早速、2名の候補者による、最後の演説が始まります!

危機感を持つ津村氏「このままでは国民民主党に未来はありません」

最初に演説を行ったのは津村啓介氏。政権批判よりも支持率0パーセント台の自党の現状に対する危機感を大きく煽り、最後まで自身が提案する政策を財源から数値目標まで具体的に推していたのが印象的でした。

「比例復活の私が代表選に出ていいのか?という意見もありました。それでも出たのは現状を打破したいからです。このままでは国民民主党に未来はありません」
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聞き手の感情に訴える玉木氏「皆さんの力を貸してください」

続いて演説を行ったのは大塚耕平氏とともに共同代表を務めてきた玉木雄一郎氏。まずは現状を受け止め「言い訳はしません」と述べ、お詫び。実直な人柄が垣間見えました。その上で自身が代表となった後の国民民主党のあるべき姿を訴えていました。
「国民民主党は改革政党です。国民民主党には優れた人材がいます。代表の仕事はそんな、みなさんを当選させることです。みなさんの力を貸してください」
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国会議員・公認候補予定者による投票開始!

国会議員・公認候補予定者は当日、その場で投票を行います。最初に不正投票がないことを示すために、選管の方が客席に向けて空箱であることを示していました。

意外と利用されていたネット投票

国会議員・公認候補予定者が投票し、開票を待っている間、報道陣は非常に暇です。
暇つぶしに地方自治体議員・党員・サポーターの事前投票の開票結果を見ていたところ、面白い結果を見つけました。
この国民民主党代表選は、国政政党が全国規模でネット投票を受け付けた初めての事例となる画期的な選挙だったのですが、このネット選挙がしっかり使われていたのです

■党員・サポーターによる投票
ネット:3770票
郵便:19774票

■地方自治体議員による投票
ネット:132票
郵便:432票

上記のように、党員・サポーターでは約16パーセント、地方自治体議員では約23パーセント、全体では約2割の有権者が今回から導入されたネット投票を使ったようです。はがきにQRコードを記載して投票ページに行ってもらう、という方法をとった今回のネット投票。まだまだ郵便の方が優勢の党員投票ですが、今後はもっとインターネットを使っていく政党・有権者は増えていくのではないでしょうか?

選挙の結果、玉木雄一郎氏が代表に当選!

結果を発表する方の「それでは投票結果を発表します。ツマキ(津村+玉木?)…失礼しました…」という天然ギャグに会場はほっこりしつつ、開票結果の発表が行われました。
結果は以下の通り。

津村氏
党員・サポーター:16ポイント
地方自治体議員:20ポイント
国会議員・公認候補予定者:38ポイント
合計:74ポイント

玉木氏
党員・サポーター:55ポイント
地方自治体議員:51ポイント
国会議員・公認候補予定者:98ポイント
合計:204ポイント

以上のように、玉木雄一郎氏が新しい国民民主党の代表に当選しました。党大会の最後には、新代表となった玉木氏、落選した津村氏、玉木氏と共同代表を務めていた大塚耕平氏らと全員で「がんばろう三唱」!

総裁選に比べて地味だの候補の政策がそんなに変わらないだのと散々な言われようだった国民民主党代表選ですが、候補者の玉木氏・津村氏はどちらが代表になっても期待できるくらい、野党の代表として使命感ばっちりの頼もしい存在でした。

玉木代表、国民民主党のみなさま、今後の活躍に期待しております!

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ひがし みすず

ひがし みすず

(自称)日本一意識の低い政治ライター。日本女子大学理学部卒業後、選挙には毎回行っていますが政治・経済は未履修です。

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