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あす投開票!過去の「与野党対決」は僅差で野党が連勝。今回はどうなる?|データで見る新潟県知事選

2018/6/9

選挙ドットコム編集部

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新潟県知事選はあす、投開票を迎えます。

選挙ドットコムでもお伝えしているように、立憲・国民民主・共産・自由・社民の5党が推薦する元県議の池田千賀子氏(57)と自民・公明両党が支持する前海上保安庁次長の花角英世氏(60)が横一線で激しく競い合っています。安中聡氏の支持は広がっていません。
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今回の県知事選では選挙戦終盤まで報道機関各社が「横一線」「接戦」との情勢を伝えており、投票箱を開けるまで結果が予測できません。また、新潟県はこれまでの選挙でも今回の県知事選と同じように「与野党伯仲の戦い」が繰り広げられきた点にも注目が集まります。今回の県知事選と同じように「与野党対決」となった過去の選挙を見ると、大接戦となっていたことが分かります。また、僅差で野党陣営が連勝していることも分かります。
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過去に行われた新潟県内の選挙結果をデータで確認しながら、接戦の様子を見てみましょう。

2016年7月参院選 野党候補の勝利。わずか0.2ポイント差

これまで定数4(改選数2)で自民党と野党から1人ずつが選出されていた、いわゆる「無風区」だった参議院新潟県選挙区ですが、2016年の選挙から定数2(改選数1)に半減。当選できるのは1名だけとなり、参院選のカギを握る一人区になりました。

自民党中原八一氏と、野党系無所属(現在は自由党)の森裕子氏との事実上の一騎打ちとなったこの選挙では、森裕子氏が議席を獲得しましたが、その票差は2,279票と有効投票数に対してわずか0.2ポイント差と大接戦でした。

なお、僅差で当選を果たした森裕子氏ですが、森氏はこの3年前の参院選で現職ながら次点で落選、2014年には衆院選で新潟5区から立候補するもやはり次点で落選しつつも、選挙のための組織固めを着々を進めていました。中原八一氏の側はこれまで自民1人・野党1人が当選する「無風の2人区」での戦いに慣れていたため、森氏の勢いに一歩届かなかった結果とみることができるでしょう。

あわせて、新潟県内の衆院選の比例区の得票を見てみると、民進党を中心とした野党系の合計得票は全体の39.6%、一方自民党を中心とした与党系は52.9%となっています。候補者名で争う選挙区での戦いと異なり、与党の組織力が底力を見せた格好となりました。
※注:ここでは、おおさか維新の会、支持政党なし、新党改革、幸福実現党は「その他」としています

こうした比例票の割合は全国的な傾向に一致しているため、一概に「新潟は野党を支持する人が多い地域だ」とは言えない点にも注意が必要です。「与野党対決」となっていたとしても選挙戦の構図や争点、候補者によってはその結果は変わってくる可能性も十分に考えられます。

2016年10月 新潟県知事選 野党の勝利。わずか6日前の立候補表明も僅差で勝利。

自公の推薦を得た森民夫氏の立候補表明は告示の50日前でした。一方で、共産党など野党系の推薦(民進党は自主投票)を得た米山隆一氏は告示のわずか6日前の立候補表明と超短期決戦となりました。

柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を示すなどの政策で支持を拡大した米山氏が最終的に6.26ポイント差で競り勝ちました

2017年10月 衆院選 6選挙区のうち、与党系候補2議席・野党系候補3議席・無所属1議席

新潟県内には6つの小選挙区が存在します。2017年の衆院選では県内6つの選挙区のうち、与党系候補が2人、野党系候補が3人当選となりました。なお、新潟2区では無所属でいずれの政党からも推薦を受けなかった鷲尾英一郎氏が自民党候補を破っています。また、小選挙区で議席を落とした与党系3候補は比例区で復活当選を遂げています。こうした点からも、与野党の接戦が分かります。

さらに、県内の比例区の得票に注目すると、その接戦がより分かります。比例票の合計得票数をみると野党系49.8%、与党系46.3%と野党系が勝利しています。(ただし北信越ブロックでの獲得議席は自公で6、立憲民主・希望・共産で合わせて5と与党が多く議席を獲得しています。)

以上見てきたように、新潟県では野党系が続けて勝利していますが、いずれも非常に僅差で勝敗が決するケースばかりとなっています。今回の知事選も開票終了まで目が離せない展開となりそうです。

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