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「70歳で定年」にもかかわらず全員が特例で立候補の意向。対象となった9人の政治家とは?

2018/6/6

選挙ドットコム編集部

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来年7月行われる参院選に向けた自民党の候補者選考に注目が集まっています。

自民党では、参院選の比例代表の候補者選定基準を「任期満了時に原則として70歳未満」としているため、参議院の任期満了の2019年7月28日時点に70歳以上となっている場合には、自民党の公認候補として比例代表から立候補できないことになります。一方で、「総裁が国家的有為な人材と認めた者」「支持団体が余人をもって替えがたい候補者と決定、総裁が認めた者」といった場合には特例として公認候補になることができます。

任期満了までに70歳を迎え、来年の参院選で改選となる議員は9名いますが、現段階では9名全員が「特例として立候補したい」との意向を表明しています。こうした意見に対しては与野党から批判的な意見も見受けられます。

「70歳定年」に該当する9名の参議院議員は以下の通りです。来年の参院選に向け、特例が認められるかに注目が集まります。

山東昭子(さんとう あきこ)氏。当選7回 76歳。

山東昭子氏は東京都世田谷区の生まれで現在76歳。11歳で作曲家・團伊玖磨氏の推薦で芸能界入りし、女優や司会者として映画・テレビ・ラジオで活躍しました。

1974年の第10回参院選で初当選し、現在まで7回の当選を重ねています。1990年には国務大臣科学技術庁長官、2007年には参議院副議長などを歴任しています。

山東氏は自身のHPに「経済の再生」「災害に強い国土強靭化」「新地球エネルギー開発と循環型環境社会の実現」「自立的な外交の推進」「健康な社会づくり」を政策として掲げています。

柘植芳文(つげ よしふみ)氏。当選1回 72歳。

柘植芳文氏は岐阜県恵那市の生まれで現在72歳。愛知大学法経学部法学科を卒業後、名古屋森孝郵便局局長を経て、2009年に全国郵便局長会会長へ就任します。2013年の第23回参院選で初当選しました。

柘植氏は自身のHPに「地域の振興に郵便局ネットワークの活用」「高齢者の住みやすい社会の実現と福祉の充実」「地域の絆の復活と防災拠点としての郵便局の活用」を政策として掲げています。

丸山和也(まるやま かずや)氏。当選2回 72歳

丸山和也氏は兵庫県揖保郡の生まれで現在72歳。早稲田大学法学部を卒業後、1970年に法務省に入省し、司法試験にも合格します。1973年には弁護士登録。1975年にはワシントン大学ロースクールに入学し、LAの法律事務所勤務を経て帰国。タレントとしても活躍しました。2007年の第21回参院選で初当選し、現在まで2回の当選を重ねています。

山田俊男(やまだ としお)氏。当選2回 71歳。

山田俊男氏は富山県小矢部市の生まれで現在71歳。早稲田大学政治経済学部を卒業後、全国農業協同組合中央会に入会します。2007年の第21回参院選で初当選し、現在まで2回の当選を重ねています。

山田氏は自身のHPに「TPPから絶対に重要5品目等の国益を守り抜く」「『食べてゆける農林漁業』をめざす自民党新農政の確立」「東日本大震災からの迅速かつ着実な復興」「故郷である美しい農山漁村を守る政策の確立」「いわれなき農業・JA批判に対して徹底して闘う」を政策として掲げています。

衛藤晟一(えとう せいいち)氏。参院当選2回(衆院当選4回) 70歳。

衛藤晟一氏は大分県の生まれで現在70歳。大分大学経済学部を卒業後、1973年の大分市議会議員選挙で初当選し、以後2期を務めました。その後は1979年の大分県議会議員で初当選し、以後2期を務めています。1990年には第39回衆院選に立候補し初当選。以降、4回の当選を重ねます。2007年には第21回参院選で初当選し、現在まで2回の当選を重ねています。

2012年には内閣総理大臣補佐官(教育再生、少子化その他国政の重要課題担当)に就任しました。衛藤氏の自身のHPに「憲法改正に邁進します」「皇室を敬い、文化、伝統を大切にします」「恒久的社会保障制度構築に傾注します」「外交、防衛、領土、エネルギー政策等に毅然とした姿勢で挑みます」などを政策として掲げています。

木村義雄(きむら よしお)氏。参院当選1回(衆院当選7回) 71歳。

木村義雄氏は香川県さぬき市の生まれで現在71歳。中央大学を卒業後、1972年に住友銀行に入行します。1975年に衆議院議員・木村武千代氏の政策秘書となり、1983年の香川県議会議員選挙で初当選。1987年の第38回衆院選で初当選し、7回の当選を重ねました。2013年の第23回参院選で初当選しています。1995年には自民党副幹事長、2002年には厚生労働副大臣などを歴任しています。

佐藤信秋(さとう のぶあき)氏。当選2回 70歳。

佐藤信秋氏は新潟県の生まれで現在70歳。京都大学工学部土木工学科を卒業後、京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程を修了。1972年に建設省に入省します。2002年に国土交通省道路局長、2005年に国土交通事務次官に就任。2007年の第21回参院選で初当選し、現在まで2回の当選を重ねています。

佐藤氏は自身のHPに「災害に強い国土・街に再生します」「経済の再生と成長に必要な社会資本整備を推進します」「地域をつくる建設産業を守ります」「国土防災に必要な国と地方の機構を強化します」を政策として掲げています。

羽生田俊(はにゅうだ たかし)氏。当選1回 70歳。

羽生田俊氏は群馬県前橋市の生まれで現在70歳。東京医科大学医学部を卒業後、1973年に群馬大学医学部附属病院眼科学教室に入局します。1978年に羽生田眼科医院院長に就任。日本医師会常任理事、日本医師会副会長を経て、2013年の第23回衆院選で初当選します。2016年には参議院厚生労働委員長に就任しました。

羽生田氏は自身のHPに「安心して医療が受けられる社会を創ります」「地域に密着した医療を創ります」「信頼関係を基盤とした医療環境を創ります」「被災地の方々の健康保持にも努めます」を政策として掲げています。

石井みどり(いしい みどり)氏。当選2回

石井みどり氏は広島県の生まれで現在68歳。鶴見大学歯学部を卒業後、広島市内で小児歯科医院を開業します。日本歯科医師会常務理事、日本歯科医師連盟(日歯連)顧問などを歴任後、2007年の第21回参院選で初当選し、現在まで2回の当選を重ねています。厚生労働省内で厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会委員などを歴任しました。

石井氏は自身のHPに「安全で安心して暮らせる日本」をキャッチコピーに、「国民皆保険を守り、育んでいきます。」「生涯の健康を支える環境を作ります。」を政策として掲げています。

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