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【山口県知事選】新人と現職が対決。新人 熊野譲氏 VS 現職 村岡嗣政氏

2018/1/23

選挙ドットコム編集部

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任期満了に伴う山口県知事選が1月18日告示されました。立候補したのはいずれも無所属で共産・社民の2党が推薦する新人の熊野譲氏(64)、自民・公明の2党が推薦する現職の村岡嗣政氏(45)の2名です。投開票は2月4日に行われます。

今回は1期4年間の村岡県政への評価、上関原発の建設、米空母艦載機部隊の岩国基地の移転政策、人口減少問題などが主な争点と考えられます。

県民の暮らしを守るなら、岩国基地移転や原発建設はありえない。新人 熊野譲氏

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熊野氏は、現在の県政を「安倍ファーストになっており、県民本位の政治ではない」と批判。県は昨年、艦載機部隊の岩国基地移転を容認しましたが、これについては「容認によって補助金をもらい、その代わりに岩国の静かな夜を差し出した。県民の暮らしが危機にさらされる」と述べています。上関原発の建設は「東日本大震災の福島第1原発事故に学べば、原発建設の推進はありえない」と反対の立場を取っています。

さらに、弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の設置場所に萩市が有力候補地に挙がった点については「県民の生活に支障が出る」危機感を示し、基地・原発・イージスの「3点セット除去」が人口減少問題に歯止めをかける、と主張しました。また中学校の国語教師として生徒を指導し、県教組委員長を務めた7年間も少人数学級問題に取り組んだ経歴などを持っています。

熊野氏は立命館大学卒業。中学校で国語教師として務めた後、県教職員組合委員長に就任しました。現在は子どもと教育を守る県民会議代表として活動しています。

「三つの維新」に取り組み、希望が持てる県を実現したい。現職 村岡嗣政氏

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再選を目指す村岡氏は、中小企業や農林水産業の成長を支援する「産業維新」、観光振興や海外に県の名産・特産を売り込む「大交流維新」、防災対策や医療・介護を充実させ安心できる基盤をつくる「生活維新」を「三つの維新」として政策方針としました。「維新150年の節目に政策を進め、希望が持てる県の実現のため全身全霊で取り組みたい」と意欲を見せました。

また1期目の実績として企業誘致、山口宇部空港発の国際定期便などを挙げています。初当選後は懇談会「どこでもトーク」を県内各地で開催し、人口減少問題や地域の課題を直接県民から聞いたことが企業誘致や観光振興につながったとし、「県の潜在力を伸ばす環境が整いつつある。県民の声を次の4年間の取り組みにも反映させたい」と述べています。

村岡氏は東京大学卒業。広島市財政課長や高知県財政課長を歴任後、総務省の自治財政局財政企画官として務めました。2014年に知事選に初当選を果たし、今回は2期目への挑戦となります。

前回の投票率は38.82%。基地問題や原発建設計画の是非が問われる今回は?

現在、山口県は米軍岩国基地問題、中国電力が計画する新原発建設問題、下関市と北九州市を結ぶ「下関北九州道路(下北道路)」の早期実現を目指す整備促進など様々な課題を抱えています。新人の熊野氏は反対を唱えるのに対し、現職の村岡氏は人口減少問題や地域振興などを訴えます。県民はどの問題に目を向け、どちらの候補者に票を投じるでしょうか。

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