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「特別なことは何もしていない」と謙遜するも、投票率97.80%を記録した沖縄多良間島の選挙事情



選挙ドットコム編集部
選挙ドットコム編集部

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昨年行われた衆院選の投票率は53.68%で、戦後2番目に低い投票率となりました。一方、期日前投票をした人は全有権者の20.10%を占め、初めて2000万人を突破しました。台風が接近していたため、事前に投票する人が増えたようです。

しかし、投票への関心がまだまだ高まっていない状況が続いています。そこで選挙ドットコム編集部は昨年行われた約1,000の選挙全ての投票率を集計しました。さらに、トップ3に輝いた投票率の高い自治体の選挙管理委員会へ電話インタビューを行いました!





第3位 北海道利尻町 投票率94.22%



4月30日に実施された利尻町長選挙で投票率94.22%を記録し、3位となりました。 衆院選の投票率が54%であることを考えると、信じられないほど高い投票率です。そして、第3位で早くも94%! 第2位と1位ではまさかの投票率100%!?と思ってしまうほどの高い数値でした。

さっそく、北海道利尻町の選挙管理委員会の方にお話を伺ってみました。



-選挙ドットコム編集部
年間第3位、素晴らしい投票率でした!前回のインタビュー(北海道利尻町は昨年の上半期の投票率ランキングでも2位に輝いていました)で投票所への送迎バスを出している、というお話を聞かせていただきましたが、その後どうでしょうか?

-北海道利尻町 選挙管理委員会 ご担当者様
じつは、送迎バスは利用者が少ないために止めまして、「希望者には選挙管理委員会が訪問して投票を実施する」とアナウンスしたんです。ところが希望者がいなくて、我々は何もしませんでした(笑)。



-選挙ドットコム編集部
なんと!送迎バスから出張投票にサービスがグレードアップされたのですね!
住民の皆様、投票に行こうという意識をお持ちなんですね。

-北海道利尻町選挙管理委員会 ご担当者様
期日前投票の利用者が6割なんですが、病院や買い物のついでに役場によって投票する方も多いです。国政選挙の投票率も高いですね。

漁師さんが多い町で、投票日に行けない場合は漁に出る前に投票を済ませていらっしゃいます。海がしけないか、など天候にも配慮して投票のスケジュールを立てているようです。



漁師の皆様は、出港される前も投票を予定に入れているのですね。





第2位 山梨県道志村 投票率95.41%



第2位にランクインしたのは山梨県道志村。7月2日の道志村長選の投票率は95.41%でした。

-選挙ドットコム編集部
おめでとうございます!2017年の投票率ランキングで第2位となる95%超えの投票率でした!

-山梨県道志村選挙管理委員会 ご担当者様
小さい規模の地域ということもあると思います。10月の衆議院選も高い投票率でしたが、「自分たちの長を決めよう」という意識が特に高いと思います。

-選挙ドットコム編集部
投票を呼び掛ける取り組みは何かされていますか?

-山梨県道志村選挙管理委員会 ご担当者様
各家庭にタブレット端末が設置されていまして、村の情報が流れるようになっています。学校行事や防災情報など、回覧として使っています。テレビ電話として使用する事もできます。その端末で選挙の予定や、「期日前投票が始まりました」といった情報も流しているんです。



なんとタブレット端末が各家庭に!雪が降る地域とのことで、タブレット端末を設置する方が回覧板を回すより安全で確実な方法なのですね。





第1位 沖縄県多良間村 投票率97.80%



栄えある第1位は、沖縄県多良間村! 6月25日の多良間村長選で97.80%、5月28日の多良間村議会議員選挙で97.55%を記録し、年間投票率の第1位および第2位を獲得し、堂々の年間第1位です。

筆者が驚いたのは、この2つの選挙は同日に実施されたものではなかった、ということ。5月に選挙があり、その1ヶ月後にまた選挙があると、「また選挙か… 面倒だ」と感じる人もいそうなものですが、投票率は下がるどころか微妙にアップしていました。

-選挙ドットコム編集部
2017年の年間投票率の1位・2位を独占されました。おめでとうございます!
前回のインタビューでは「(選挙管理委員会では)特に何もしていない」とのことでしたが、住民の皆様の投票に対する意識は感じられますか?

-沖縄県多良間村 選挙管理委員会ご担当者様
そうですね。地理的なことも関係しているかもしれませんが…。皆さん、近所の人や友人、親戚などで声を掛け合って投票に行きます。狭いところなので皆が顔見知りですしね。



皆様、お誘いあわせの上で投票所に出向いていらっしゃったとは!選挙に行くことが根付いている地域なのでしょうか。





今年も選挙に行こう!



インタビューに応えて下さった方のご自身の経験をお聞きしたところ、「選挙権を得た時から投票に行くのが当たり前だった」と仰っていました。選挙権を得る前の年齢から「投票に行こう」という意識が自然と育っていたようです。

また、「○○のついでに期日前投票を」というお話もありましたので、勤め先や買い物のついでに立ち寄れるような投票所があれば「行ってみよう」という人も増えるかもしれません。

なお、投票は手ぶらでもできます!投票日当日・期日前投票を問わず、案内はがきがなくても大丈夫です。ぜひ気軽に投票所へ足を運んでみてください。

選挙ドットコムでは引き続き、全国1,718自治体全ての選挙情報をお届けし、1人でも多くの方が投票に行ってくださるよう、努めてまいります!!
選挙ドットコム編集部

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