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「このハゲぇー!」を超える失言はあったのか。2017年7~12月政治家の失言集!



選挙ドットコム編集部
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年の瀬となり、一年を振り返る時期がやってきました。今年の政界では、不祥事や失言が連発しました。

そこで、お騒がせ議員の失言について、2017年上半期を調べてみました。野党の中にも失言や暴言を放った方もいるでしょうが、与党である自民党は、国民やメディアからの目も厳しく、その発言が問題視されることが多いようです。きっと、思い当たるセリフがあるのではないでしょうか?

2017年上半期の政治家の失言について紹介しました。これだけでもかなりの件数がありましたが、下半期はさらにパワーアップしています。
【関連】「このハゲぇー!」を超える失言はあったのか。2017年1~6月政治家の失言集!  >>





7月1日 安倍晋三 内閣総理大臣(自民党・山口4区)



「こんな人たちに負けるわけにはいかない」

7月1日、都議選の選挙戦最終日に安倍総理は秋葉原での応援演説にて、自身への批判を行う人々に対して「こんな人たちに負けるわけにはいかないんです!」と発言しました。

安倍総理は7月24日の衆議院予算委員会で自身の発言について、「私に批判的な国民の声に耳を傾けない、排除する、と受け止められたのなら、私の不徳の致すところだ」と陳謝しています。





7月11日 西川公也 衆議院議員(自民党・比例北関東ブロック→2017衆院選では落選)



「具体的に関係者に分かってもらうための資料じゃなければ話にならない。国会だったら分からないための資料でも結構だが」

7月11日、自民党本部の会合において、西川氏は日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の大枠合意に関する政府の説明資料に関し、「具体的に(関係者に)分かってもらうための資料じゃなければ話にならない。国会だったら分からないための資料でも結構だが」と、国会軽視ともとれる発言をしたとして批判を受けました。

翌日には、西川氏は記者団に対し、「ちょっと言葉が足りなかった面もある」としつつ、「国会軽視でも何でもない」と発言を撤回しませんでした。

西川氏は今年9月の衆院選において小選挙区で落選。比例復活もならず議席を失いましたが、11月8日には民間人として内閣官房参与に就任しています。





7月15日 上西小百合 衆議院議員(無所属・比例近畿ブロック)



「くたばれレッズ!」

7月15日の浦和レッズ対ドルトムントの国際親善試合について、上西氏は自身のTwitterで挑発的な投稿を繰り返し、サポーターやファンから批判が殺到。それでも挑発を止めなかったため、上西氏に殺人予告が届く事態に発展し、7月19日には警察に被害届を提出しました。7月22日にはさらに、上西氏は「くたばれレッズ!」と投稿しています。

これを受け、浦和レッズ側はファンに冷静な対応をするように異例の呼びかけをしました。
上西氏は後日テレビ番組に出演し、「個人の自由だし、(サッカーの)専門家ではないし、こんなに注目される理由が分からない」「当たりさわりのない言葉を使うのは簡単だけど、伝わらない。政治の部分ではもっと過激な言葉を使う」と述べました。

上西氏は9月の衆院選には「負けるから選挙に出ない」として立候補しませんでした。





8月5日 江崎鉄磨 沖縄・北方担当大臣(自民党・愛知10区)



「答弁書を朗読させていただく」

8月5日、江崎沖縄・北方担当大臣は北方問題について、「答弁書を朗読させていただく」と発言。「朗読」との表現から、国会軽視とも受け取れかねないと批判されました。

8月7日には、「軽率だった」と陳謝。しかし、「(国会)軽視なんて一切していない」と反論し、記者団に対し、「(発言の趣旨は)原稿にしっかり目を通す、チェックして自分なりに加えるところは加え、省くところは省き(答弁書などを)参考にするということだ。」と説明しました。





8月29日 麻生太郎 副総理兼財務大臣 (自民党・福岡8区)



「いくら動機が正しくても、何百万人殺しちゃったヒトラーは駄目だ」

8月29日、麻生派の研修会の講演において、麻生氏 は「(政治家に)動機は問わない。結果が大事だ。いくら動機が正しくても何百万人殺しちゃったヒトラーは、やっぱり駄目だ」と発言しました。

翌日、麻生氏は自身の発言について、「不適切であり、撤回したい」としました。





9月3日 竹下亘 総務会長(自民党・島根2区)



「(北朝鮮ミサイルが)島根に落ちても何の意味もない」

9月3日、広島市の自民党広島県連の会合で、竹下氏は北朝鮮の弾道ミサイル計画について、「広島はまだ人口がいるが、(ミサイルが)島根に落ちても何の意味もねえな、という思いを持っていた」と発言しました。

翌日、竹下氏は「どこが不適切か」と語り、撤回しない旨を表明しました。「戦略的に考えた場合、北朝鮮が島根を狙ってくることはないだろうという思いを話した」と意図を説明しています。





10月19日 丸山和也 参議院議員(自民党・比例区)



「(相手候補に投票する人は)脳がおかしい」

10月19日、岩手3区の自民党候補者個人演説会において、丸山氏は「認知症と言ったら怒られるけど、判断力、脳がおかしいとしか言えない」と、相手候補に投票する有権者について発言しました。

岩手3区でほかに立候補していたのは無所属の小沢一郎氏のみであり、小沢氏はTwitterで「岩手県の全有権者を愚弄するものであり、到底許しがたい」と批判しています。丸山氏は後、「言い過ぎたかもしれない」と釈明をしました。





10月26日 麻生太郎 副総理兼財務大臣(自民党・福岡8区)



「(選挙での大勝は)明らかに北朝鮮のおかげもある」

10月26日、麻生氏は東京都内の会合で、先の衆院選の自民党大勝について「明らかに北朝鮮のおかげもある」と発言しました。

麻生氏の発言に対し、野党からは批判が続出。翌日、立憲民主党の長妻代表代行は記者団に「とんでもない発言だ。国会を開いて追及をし、(発言の)撤回、謝罪を求めていきたい」と批判しました。





11月12日 足立康史 衆議院議員(日本維新の会・比例近畿ブロック)



「朝日新聞、死ね」

11月12日、加計学園問題に関する11月11日付けの朝日新聞の社説に対し、足立氏はTwitterで引用したうえで「朝日新聞、死ね」とツィートしました。

足立氏は「僕自身は『死ね』という言葉は適切だとは思っていない」とした上で、「保育園落ちた日本死ね」が流行語大賞に選ばれるなど、社会が容認している旨を説明しました。さらに、11月30日の衆議院憲法審査会において、足立氏は「マスメディアは偏向、中でも朝日新聞は捏造、誤報、偏向報道のオンパレードだ」と述べています。





11月23日 山本幸三 衆議院議員(自民党・福岡10区)



「何であんな黒いのが好きなんだ」

11月23日、北九州市の自民党・三原朝彦衆院議員の会合において、山本氏は三原氏のアフリカ支援活動に「何であんな黒いのが好きなんだ」と発言。人種差別とも取られかねないと、批判を受けました。

山本氏は同日、発言を撤回。11月25日の自民党の会合において、「人種差別の観点は全くない。表現が誤解を招くということであれば、撤回したい」と改めて述べています。





11月28日 川内博史 衆議院議員(立憲民主党・鹿児島1区)



「もう、八百屋のやり取りじゃないか」

11月28日、衆議院予算委員会において、川内氏は「森友学園」と財務省の国有地売買交渉に関して、「もう、八百屋のやり取りじゃないか」と発言。

この発言について、青果仲卸業出身で自民党ネットメディア局長の平将明衆院議員が「聞き逃せない。ふざけんな!」と激怒。立憲民主党は「親しい客に値引きする八百屋に重ねて、財務局と籠池氏の親密ぶりを示唆したかった」と説明しました。





11月29日 竹本直一 衆議院議員(自民党・大阪15区)



「日本相撲協会がつぶれたら路頭に迷う。体がでかいから普通のことがあまりできない」

11月29日、竹本氏は「大相撲の発展を求める議員連盟」の総会で、「日本相撲協会がつぶれたら路頭に迷う。体がでかいから普通のことがあまりできない」と力士について発言。相撲界を応援する意図ではあったものの、横綱・日馬富士による暴行事件に関し、不適切な表現と取られかねない表現でした。

翌日、竹本氏は「体の大きい人が何もできないという意味で言ったわけではない」と自民党本部で釈明しました。





同じ政治家が複数回、失言も…



2017年の政治家の失言について、上半期・下半期と紹介しました。こうして振り返ると、同じ政治家が複数回失言をしているケースがありました。国民を代表する立場の国会議員の方々は、公での発言には慎重であっていただきたいものです。
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