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市長が逮捕される非常事態からの選挙。上尾市長選の立候補予定者の顔ぶれは?

2017/11/29

選挙ドットコム編集部

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埼玉県上尾市発注のごみ処理業務をめぐる入札妨害事件で市長が辞職し、12月10日告示、同月17日投開票と決まった上尾市長選挙。11月29日現時点で4名が立候補の意向を示しています。

入札情報漏洩で前市長が逮捕

前市長の島村穣(みのる)氏(73)と田中守・市議会議長(72)は、市内の「西貝塚環境センター」のごみ処理事業の入札において、特定の企業が受注できるよう入札情報を漏らすなどを行ったとの疑いで10月30日に逮捕されました。11月6日には、「市政に混乱を来した責任を痛感した」として代理人を通じて市議会副議長に辞表を提出。島村氏の辞職にともなう市長選挙は12月10日告示、同月17日投開票で行われます。

現在の立候補予定者は4名

29日現時点で立候補の意向を示しているのは、市議で私立幼稚園長の鈴木茂氏(62)、県議の畠山稔氏(68)、市議の秋山かほる氏(62)、元都市計画コンサルタント会社社長の石山勝朗氏(84)の4名です。(表明の早い順に記載)

鈴木茂氏が11月6日に立候補の意思を表明

鈴木氏は4名の中で最も早い、11月6日に立候補する意向を固めました。市長と議長が逮捕された今回の事件から市政をどう立て直すかが課題とし、「腐敗政治との決別が最大の争点だ」と主張しています。政策として民間委託契約および入札の透明化、情報公開制度の確立、コンプライアンス室の設置などをあげ、市政の信頼回復に努めたい考えを示しました。さらに子育て、教育、福祉の充実への取り組みをあげましたが、昨年から要求が起こっている図書館移転の住民投票については「凍結し市民の意見を聞きたい」と述べるにとどまりました。

鈴木氏は公立中学校教諭などを経て2011年の市議選に初当選、現在2期目を務めています。

畠山稔氏が11月13日に立候補の意思を表明

続いて立候補の意思を表明したのは、畠山氏です。畠山氏は11月13日に立候補の意思を表明し、毎日新聞の取材に対し「疑惑のないクリーンで住みよい街づくりや、財政再建に取り組みたい」と意欲を見せました。住民投票の実施が求められる図書館の移転については「凍結し市民の意見を聞いて判断したい」と、鈴木氏と同じ考えを示しています。

畠山氏は上尾市議などを経て2007年から埼玉県議を務めています。現在は民進党県連幹事長を務めていますが、近く離党し無所属で立候補すると見られています。

秋山かほる氏と石山勝朗氏も11月24日に立候補の意思を表明

12月10日告示予定の市長選の立候補予定者説明会は11月24日に行われました。その際、秋山氏の関係者と石山氏本人が出席していたことが明らかになりました。秋山氏および石山氏は記者会見などはまだ行っていませんが、立候補する可能性は高いと見られています。

現時点では4名が立候補の意思を表明している上尾市長選。市政への信頼の回復などが争点と見られ、注目を集める中、今後も立候補予定者が増加する可能性も十分に考えられます。

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