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【岡山市長選】全国ワースト2位の待機児童問題をどうする?現職 大森雅夫氏 VS 新人 矢引亮介氏

2017/9/29

選挙ドットコム編集部

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任期満了に伴う岡山市長選が9月17日告示されました。立候補したのはいずれも無所属で自民、民進、公明の3党が推薦する現職の大森雅夫氏(63)、共産党が推薦する新人の矢引亮介氏(47)の2名です。投開票は10月1日に行われます。

現職と新人の一騎打ちとなった今回は、全国ワースト2位の待機児童問題や市街地活性化、保険料等が争点と考えられます。

岡山の活性化のため、待機児童の解消や市街地の整備を目指したい。現職 大森雅夫氏

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大森氏は1期4年間を「「懸命に仕事をしてきたが課題は多い」と振り返り、また「あまりにも短い」と感じたことから再選を目指すこととなったと述べています。現在、岡山市は待機児童問題において全国の市区町村でワースト2位となっていますが、この理由について「待機児童の定義を広げたために多くなった」としています。市長当選以降、ここ3年間で毎年平均およそ650人の受け皿増加を実現したとし、2019年度末の待機児童解消を目指しさらに対策を進めたい、と訴えました。

また、市街地の中心部の活性化の要となっている市民会館の千日前地区の移転新築については「商店街とも有機的につながる『にぎわいインフラ』の整備を目指す」と意欲を見せています。さらにこれまで会議の誘致数や岡山城入場者数の増加を実現した実績をアピールしました。

大森氏は岡山市北区生まれ、東京大学法学部卒業。1977年に建設省へ入省し、内閣府防災担当政策統括官や国土交通省国土政策局長を歴任、2013年の岡山市長選で初当選を果たしました。

福祉に冷たい岡山市を変えるため、子育て世代に優しい政策の実現を。新人 矢引亮介氏

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矢引氏は大森市政を「福祉に冷たい」と批判しています。これまで医療や福祉など岡山市民が戦ってきた問題が多く、「義を見てせざるは勇なきなり」と感じたことが立候補の動機となった、と語りました。さらに「市長に当選したら命第一、暮らしを応援する市政を作る」と意欲を見せています。

待機児童問題については「すんなり子どもを預けたい」という子育て世代の声に応えたいとし、保育士や認可保育所を増やしたいと訴えました。また、他の自治体に比べ高額とされる国民健康保険料については「滞納者が多く限界にきている」と述べ、1人当たり1万円の引き下げを実現したいと具体的な方針を示しています。さらに通院を含め中学生までの医療費無料化、正規雇用の拡大、市独自の給付型奨学金制度の創設などを政策としています。

矢引氏は倉敷市出身、同志社大工学部卒業。2002年から京都府の大山崎町議を1期務め、2012年の倉敷市長選や2014年の衆議院議員への出馬経験もあります。現在は市民団体役員や共産党岡山地区委員長を務めています。

前回の投票率は33.34%。現職と新人の一騎打ちとなった今回は?

前回は新人候補5名の争いでしたが投票率は低く、市民の関心の低さが浮き彫りとなりました。今回は14年振りとなる一騎打ちの選挙戦ですが、待機児童や町づくり政策、保険料など各種問題への関心が票数の決め手となりそうです。

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