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【茨城県知事選】現職知事最多となる7選なるか。現職 橋本昌氏 VS 新人 大井川和彦氏 VS 新人 鶴田真子美氏

2017/8/14

選挙ドットコム編集部

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任期満了に伴う茨城県知事選が8月10日告示されました。立候補したのはいずれも無所属で現職の橋本昌氏(71)、自民・公明の両党が推薦する新人の大井川和彦氏(53)、共産党が推薦する新人の鶴田真子美氏(52)の3名です。投開票は8月27日に行われます。

今回は6期務めた橋本氏に対する評価および多選の是非が争点の1つと考えられます。また、先日の内閣改造後では初となる大型地方選であり、中央政界への影響も伴う激しい選挙戦になると見られています。

茨城国体や東京オリンピック・パラリンピックの成功を目指し、東海村の原発再稼働は慎重に。現職 橋本昌氏

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7選を目指す橋本氏は、交通インフラ整備や企業誘致の推進などを6期24年の実績として強調しています。今後は茨城国体や東京オリンピック・パラリンピックの成功を目指しつつ、医師確保や東関東自動車道・つくばエクスプレス延伸などを政策に挙げました。さらに日本電子力発電東海第2原発の再稼働に対する慎重な姿勢をアピールしています。

今年6月13日の県議会での一般質問では、「多選は弊害があると一概には決めつけられない。これまで以上に開かれた県政を目指す」と回答しました。今回は県内の連合茨城、県農政連、県建設業協会等の団体、さらに大半の市町村長からの支援が橋本氏を後押しします。

橋本氏は1945年東海村生まれ。東海村石神小学校、茨城中学校、水戸一高等学校、東京大学法学部を卒業しました。自治省(現総務省)に入省し、福井県財政課長、山梨県総務部長、消防庁消防課長、自治省公営企業第一課長等を歴任しました。1993年に退官し茨城県知事選に初当選、以来6期24年間知事として務めています。多選については批判する声とともに「県民からの信頼だ」と評価する声もあがっています。

多選には反対。日本一幸せな県民を実現する「新しい茨城」を進めたい。新人 大井川和彦氏

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自民党が8年ぶりに擁立したのが元IT会社役員の大井川氏です。橋本県政に対しては、工業団地の売れ残りや第三セクターの破たん、知事秘書の長時間労働などの問題を「失政」と批判しています。多選の問題については「選挙の機能不全」「知事が巨大な力を持つ」と一般論を述べるにとどまりましたが、多選禁止条例制定を公約に掲げています。

今回の選挙戦では「新しい茨城」として4つの政策を打ち出しました。具体的には、茨城の自然、産業、農業、IT技術を活かした「新しい豊かさ」、医師不足解消や介護・健康ビジネスの展開による「新しい安心安全」、茨城の魅力を発信する戦略やリゾート構想、ベンチャー創造計画などの「新しい夢・希望」、女性が活躍する社会や子育てしやすい県の実現による「新しい人材育成」を掲げています。

大井川氏は1964年土浦市生まれ、日立市育ち。日立市立宮田小学校、茨城大学教育学部附属中学校、茨城県立水戸第一高等学校、東京大学法学部を卒業しました。1988年に通商産業省(当時)に入省し、初代シンガポール事務所長、商務流通政策グループ政策調整官補佐を歴任しました。2003年に退官しマイクロソフトアジアに執行役員として入社、2016年にニコニコ動画を運営する株式会社ドワンゴの取締役に就任しました。

東海村の原発再稼働には徹底的に反対する。新人 鶴田真子美氏

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鶴田氏は電子力発電東海第2原発の再稼働および運転延長の反対を前面に打ち出しました。さらに霞ケ浦導水事業などの大型開発には反対の姿勢を取っています。動物愛護のNPO法人の運営に携わっていることもあり、ペットショップ規制や犬猫殺処分ゼロを公約としました。

また、「市民の立場・お母さんの立場で立候補する」とし、みんなが安心して暮らせる茨城県を目指す考えを主張しました。具体的には「雇用増加で暮らしを応援」「脱原発、省・再エネによる雇用の実現」「暮らしの隅々まで憲法と住民自治を」などを政策に掲げています。

鶴田氏は1964年兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業、同大大学院博士前期課程(ヨーロッパ語系文学)修了、同大大学院博士後期課程単位取得退学。日伊協会の講師、聖徳大学、東邦音楽大学、慶応義塾大学、武蔵野音楽大学の非常勤講師を務めました。2000年から3年間はNHKテレビ「イタリア語会話」の講師・監修も担当。現在はNPO 法人「いばらき子どもの虐待防止ネットワークあい」会員、「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク」理事長としても活動しています。

前回の投票率は31.74%。多選の是非が問われる今回は?

前回の投票率は31.74%と伸び悩みました。

今回は8年ぶりに自民党が対立候補を擁立し、衆院議員の応援も予定していることで盛り上がりを見せています。これまでの実績をアピールし支持を固める橋本氏や、新人の鶴田氏の支持も広がっていると言われており、県民の関心・注目が高まっています。

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