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【うるま市長選】野党と与党、知事と政権までも注目。新人 山内末子氏 VS 現職 島袋俊夫氏



選挙ドットコム編集部
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任期満了に伴ううるま市長選が4月16日告示されました。今回立候補したのはいずれも無所属で民進党・共産党・自由党・社民党・沖縄社会大衆党が推薦する新人の山内末子氏(59)、自民党・公明党が推薦する現職の島袋俊夫氏(64)の2名です。投開票は4月23日に実施されます。

今回は子育て支援、経済の活性化によるまちづくり政策などが争点となっています。加えて、それぞれの候補を推薦する構図が「野党 VS 与党」となっている点から全国的な注目を集めています。





子育て支援こそ、うるま市に必要な政策だ。新人 山内末子氏



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山内氏は子育て支援を第一に掲げています。公約として給食費の無料化、高校生までの医療費の窓口払い無料化といった政策に言及。対立候補となった現職の島袋氏からは「夢物語」と指摘を受けましたが、「夢を語り、描く事で実現に向けた実行ができる」と反論しています。また女性だからこそできること、例えば介護や子供の問題などにおいて女性のリーダーが活躍する社会を作りたい、と主張しています。

山内氏はうるま市議会議員を4期務め、副議長も歴任しています。現在は沖縄県議会議員の1期目での立候補となりました。また学校で平和講演活動を行うほか、「ヌチシヌジガマを語る会」の会長としてガマの追体験ガイドとしても活動していました。





うるま市の飛躍発展のために多くの人の協力を。現職 島袋俊夫氏



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3期目の当選を目指す島袋氏は女性も輝ける職場を目指し、「1期目は国と連携して男女共同参画型社会と市の宣言を、2期目は女性政策推進室の設置を実現した」とこれまでの市長としての実績をアピールしました。

うるま市は、2005年に具志川市・石川市・中頭郡勝連町・与那城町の2市2町が合併して発足した市ですが、それら2市2町から54項目の計画を引き継ぎ、「ここまで産業や商業の基盤を作るための基盤を作った」と述べた上で「これからは飛躍発展を勝ち取りたい」と抱負を語っています。

島袋氏は沖縄国際大学短期大学部卒業。1990年に具志川市議会議員に初当選を果たし、4期にわたって活動しました。副議長1期、議長2期務め、全国市議会議長会産業経済委員会副委員長や九州市議会議長会理事を歴任。2009年にうるま市長選に初当選、今回は3期目への挑戦となります。





前回は現職候補の無投票当選。与野党の対立が激化する今回は投票率も上がる?



今回は「野党 VS 与党」という構図となっていることから注目が集まっていますが、さらには沖縄県知事の翁長雄志氏は山内氏を、与党政権は島袋氏を応援し「代理戦争」となっている点も注目されています。

他にも、自民党の古屋圭司選対委員長は自身のFacebookで
「(山内氏は)何でも反対、全く財源の裏付けのない無責任な公約や、空虚なキャッチで市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」

と投稿し、その後
「(山内氏は)給食費を小中学校で全部ただにするとの公約を掲げている。耳当たりのいいことを言うのは市民に対する詐欺行為にも等しいという意味で申し上げた。誹謗(ひぼう)中傷しているわけではない」

と釈明するに至るなど、国会議員をも巻き込んでいます。古屋氏の発言を受けて対立候補の山内氏を推薦する民進党の大串博志政調会長は
「差別的な認識に基づく発言だ。言語道断だ」

と批判。うるま市、沖縄県のみならず全国からの注目を集めています。
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