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平将明氏インタビュー。もうすぐ実現! ネット投票で総理を選べる時代!



選挙ドットコム編集部
選挙ドットコム編集部

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AKB48のセンターは選べるけど、総理は選べない?
 -いやいや、総理も選べますよ。そう、自民党員ならね。







政党の代表選って、あまり盛り上がらない…


政党のリーダーを決める代表選挙。昨年は民進党の代表選挙が注目を集めていましたが、蓮舫氏以外の候補者が誰だったか、思い出せない人も多いかもしれません。それは恐らく、「自分が投票できないから」ではないでしょうか?


通常の「選挙」は18歳になれば参加できるようになりますが、「政党の代表を決める選挙」で投票できるのは党員・サポーター・議員等、党の関係者のみに限られています。


自分が投票できる当事者でないかぎり、他人事に思えてしまいますよね。ニュースで「民進党の代表に蓮舫氏が選出されました」「へー、そうなんだ」という感じで済ませてしまった方も多いのではないでしょうか…。







自民党員なら総理が選べる!?


総裁選に選ばれると総理になれる

しかし、「党員として代表選挙に参加するとものすごい権利がくっついてくる」政党があります。それが自民党。


自民党の代表は総裁と呼ばれ、総裁を選ぶ選挙(総裁選)は3年に一度行われます。
総裁選には2年以上党費を納入している党員全員が投票でき、選出された人が自民党の総裁となります。


自民党は現在政権与党なので、総裁となった人はそのまま総理大臣になります。つまり、間接的には総理大臣を自分の一票で選んでいるようなもの。現在も自民党は次期総裁選に向けて党員を募っています。







党員になるハードルを下げて総裁選を盛り上げたい ―平議員の挑戦


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しかしながら、普通の選挙の投票率ですら年々低くなっている中、わざわざ党員になってまで、政党の代表を決める選挙に投票する人は多くないでしょう。


そんな中、次期総裁選を盛り上げようと日本政治史上初の試みを行っているのが、平将明衆議院議員です。平議員は、今まで煩雑だった自民党の党員になる手続きをインターネット完結させるシステムを日本で初めて開発。選挙ドットコムでは、そんな自民党のイノベーター・平議員にインタビューを行いました。
【関連記事】次は石破さんのお面をつけた1,000人でクラブイベントを開催します -政治家初のLINEスタンプを作った平将明氏インタビュー  >>



-選挙ドットコム編集部(以下、編集部)
平議員は政治参加を促すために、自民党の党員になる手続きをインターネットで完結させるシステムを作ったと伺いました。どのようなシステムなのでしょうか?


-平将明衆議院議員(以下、平議員)
私のホームページに「ネットで党員申込み!」というバナーを設置していますが、ネットで完結できる党員登録のシステムを作りました。


自民党の党員になるには申込用紙を記入し、地元の自民党支部に提出しなければなりません。これでは「もっと多くの人に自民党に関心を持ってもらいたい」と思っても、ハードルが高いかもしれません。そこで、「ネットだけで申込みが完結できないか」と考えたのが、きっかけです。


また、自民党の党員になるためには、「党員1名以上に紹介者になってもらう」必要もあります。「これから新しく政治に関心を持ってくれる人」は自分の周りに党員がいないかもしれません。そこで、ネットから党員登録する場合は、私が紹介者となるような仕組みにしています。


ネットだけで完結でき、紹介者も探す必要がない。この2つのポイントで、党員登録のハードルがグッと下がったと思います。もちろん、全員自動的に入党できるわけではなく、しっかりとした審査もあります。例えて言うなら、クレジットカードをネットで申し込むようなものでしょうか。


このシステム、登録しようと思っている有権者の皆さんだけではなく、実は若い議員を中心に好評で、「自分もやりたい!」と言ってくれる議員も大勢いるんですよ。


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-編集部
「党員1名以上の紹介が必要」というのはハードルが高いですね。確かに、自分の身の回りに自民党員の人がいるかどうか… おそらく一般の人だと探すのが大変でしょうね。なかなか声を大にして聞いて回ることもできませんし。


-平議員
そうなんです。私のホームページ以外から党員になろうとすると、区議や県議等の党員に声をかけて紹介してもらう必要があります。このハードルを下げる1つの方法が、私が現在先行運用中のインターネット申込みだと思っています。
現在、自民党の党員はピーク時より大幅に減少しています……。その数を増やそうと、頑張っている最中なんですよ。


-編集部
ネットで党員登録が完結する仕組みを作った理由も、党員の減少からなのでしょうか?


-平議員
いいえ。実は単に党員数を増やしたいわけではなく、自民党の次期総裁選を見越してのことなんです。
総裁選の前2年継続して党費を納めた方には、総裁選の投票権が与えられます。2年分の会費は8000円になるのでAKB48の投票券より少し値段が高いですが、それで決められるのは日本の総理大臣ですから、それなりのバリューを感じてくれる人はいるはずです


私はこの総裁選を盛り上げたくて、より多くの方に投票権を持つ党員になってもらいたくインターネット申込みシステムを作りました。


-編集部
インターネット申込みシステムの構築は、総裁選を盛り上げるためのものなのですね。


-平議員
4年前、安倍さんと石破さんが戦った総裁選で、私はインターネットに非常に手応えを感じたんです。ニコニコ生放送を行った討論会ではコメントをたくさんいただきました。きっと視聴者の方には総裁選を身近に感じていただけたと思うんです。そういった方に、コメントだけではなく投票もできるようになったら、もっともっと盛り上がることは間違いありません。


自民党総裁を決める選挙では、国会議員の投票だけではなく党員の投票もかなりの割合を占めます。自分の一票で総理大臣を決めることができるようになるんです、これはすごいことです。







民主主義的な総裁選をめざして。最終目標はインターネット投票


-編集部
党員が増加してくると、政治家サイドも姿勢が変わってきそうです。


-平議員
はい。インターネット申込み等を通じて、職域団体や業界団体・派閥などに縛られない党員が増えてくると、我々政治家も党員を見る目が変わってきますね。


実は2年ほど前に総裁選のルールが変わったんです。党員投票が議員の票と同じだけの力を持つようになり、今までは議員の票だけで決めていた決選投票(初回の投票で過半数の得票を得た候補者がいなかった場合行われるもの)にも、党員投票の結果が反映されるようになったんですよ。
そうなると、総裁を目指す人は民意を気にします。国民を気にします。この傾向は民主主義的であり、良いことだと考えています


一部の人の意見だけで決まってしまう総裁選よりも、インターネット申込み等を通じて党員になる方法や党員になる層が多様化し、多くの党員の票が総裁選に反映されるほうが民主主義的だと思います。アメリカ大統領選のように盛り上がってほしいですね。


さらに、党員になるのがネット完結するだけではなく、最終的な目標はインターネット投票です。個人認証の問題さえクリアできれば、情勢は一気に転換するでしょう。







いつ役立つ日が来てもいいように、受け皿を作っておくことが大事


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-編集部
確かに面白そうです! 前回のインタビュー(次は石破さんのお面をつけた1,000人でクラブイベントを開催します -政治家初のLINEスタンプを作った平将明氏インタビュー)も面白かったのですが、平議員の取り組みはビジネス感覚に優れていて、クリエイティブであるように感じます。


-平議員
面白いと感じた新しいものにはどんどんチャレンジし、布石を打ち続けています。


私が所属する石破氏の派閥「水月会」のロゴマークを作成したのも、いつかそれが活躍する日が来るかもしれないから。石破氏をNewspicksのプロピッカーになってもらったのも、「水月会」で会見動画をアップロードしているのも、全部その時のための受け皿なんです。


例えば会見で悪意のある言葉を切り取られ方をされて批判が集まっても、プロピッカーの石破氏が「違うよ、本当はこんな風に言ってるんだよ」とNewspicksにコメントすれば、誤解を解くことができます。


今は平時なので「こんなことばかりして意味があるの?」と思われるかもしれませんが、いざっ!という時になってから始めたら遅いんです。受け皿を作っておくことが大事なんですよ。


-編集部
仰る通り、インターネットを使った政治活動は選挙前のような時のみ取り組んでもなかなか実を結ばず、平時にどれだけのことができるかがキモになります。
平議員のイノベーティブな取り組みに今後も期待しています。今日はありがとうございました。



選挙ドットコム編集部

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