選挙ドットコム

14,875選挙・285,139の候補者情報、日本最大級の選挙・政治家情報サイト

パク韓国大統領の両親は”暗殺”されていた。闇が深すぎる歴代大統領の末路



大森 麗奈
大森 麗奈



ここ数週間、日本でも韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を取り巻く人々の起訴事件が報道されています。
首都ソウルでは連日のように大規模な朴大統領の退陣要求デモが開かれ、その様子は世界各国で報道され、韓国の混乱は長期化が予想されます。
「容疑がかかっても大統領を続けていられるってどういうこと?」
「側近が続々逮捕という不祥事が起きても辞職しないって考えられない」

と考える方も多いと思います。実は韓国では、このようなケースは珍しくありません。
【関連】朴大統領の支持率低下~袋小路に入り込んだ朴政権  >>

 

 

パク・クネとその仲間たちは結局、何をした?


朴大統領の友人・崔順実(チェ・スンシル)容疑者が国政介入をした容疑で逮捕されました。崔容疑者以外にも、朴大統領の側近2人が職権乱用・機密漏えいなどの容疑で逮捕、起訴されました。さらに、朴大統領は崔容疑者とその側近2人に「国家機密を伝えた(国家機密を漏えいした)」という “共謀”の疑惑がかけられ、朴大統領自身も捜査の対象とされています。
【おすすめ】トランプ大統領で4000人がクビ!? 米政権交代でおこる壮大な人事  >>

 

 

韓国大統領は何をしても逮捕されない?


捜査対象となった今も退陣要求が止まないということからも分かるように、朴大統領は疑惑の中心にはいるものの、辞職したわけでもなければ逮捕されたわけでもありません。
なぜなら韓国の憲法には “大統領の不訴追特権”に関する条項があるためです。
「大統領は内乱又は外患の罪を犯した場合を除いて在任中に刑事上の訴追を受けない(第84条)」

というもの。
容疑が断定されている場合でも、この不訴追特権があり逮捕されることも失職に追い込まれることもありません。
いまも大統領の座にはついているものの、疑惑だけでなく、捜査機関による事情聴取を拒否したことが重なり、韓国国内で朴大統領の支持率は5%まで下がっています。さらに20代に限ると支持率「0%」まで下がっています。

 

 

家族逮捕、暗殺…壮絶すぎる歴代大統領




今回以外にも歴代の大統領の周辺人物や家族が逮捕されたり、大統領自身が逮捕・暗殺・自殺に追い込まれたりするなど、不運な末路をたどるのが韓国政治の特徴です。どの歴代大統領も問題がついてまわるといっても過言ではありません。

 

■第5〜9代 朴正煕(パク・チョンヒ)→ 暗殺


今回の問題の渦中の人、朴槿恵大統領の父もかつての大統領でした。
妻は事件に巻き込まれ暗殺の被害者に。その数年後、民主化デモで本人も暗殺されてしまいました。ちなみに朴槿恵大統領の弟でもある長男も、朴正煕逝去後に幾度となく麻薬法違反で逮捕されている過去を持っています。

 

■第11〜12代 全斗煥(チョン・ドゥファン) → 逮捕・死刑判決


かつて韓国でクーデターを指揮し、軍の実権を握り、「光州事件」と呼ばれる民主化運動の鎮圧を行った元大統領です。大統領退任後、クーデターや民主化運動鎮圧が「内乱罪」などに問われ逮捕され、死刑判決の宣告などをされました。

 

■第13代 盧泰愚(ノ・テウ) →  逮捕・懲役


第13代盧泰愚(ノ・テウ)元大統領も第11、12代大統領の全斗煥氏とともに光州事件の実行者だったため、同様に逮捕・懲役となりました。

 

■第16代 盧武鉉(ノ・ムヒョン) → 自殺


任期中、妻や兄の家族が企業から不正献金を受けていた事件で、事情聴取を受けることに。自身の不正関与は否定したものの、任期終了後も疑惑が晴れず捜査対象となり、逮捕間近と思われていた最中、自宅裏山からの投身自殺により死亡しました。

 

上記でご紹介した以外にも、自身の汚職疑惑や家族の不正資金贈与などが恒例となっている韓国大統領たち。国民から「国の恥」とも揶揄されている朴槿恵現大統領の顛末はどうなるのでしょうか。

【おすすめ】「マジで若狭氏に勝てると思っていました」テレビにハブられ、選挙では落選。それでもめげない落選者の本音とは?  >>
大森 麗奈

大森 麗奈

早稲田大学卒業後、ライターを経てソーシャルメディア活用を中心としたデジタルマーケティング支援に従事。高校時代は政経が得意科目だったが、すっかり忘れてしまったため政治トピックは素人レベルの知識。 ※記事の内容は個人的な意見・見解であり、所属組織を代表するものではありません。

記事一覧を見る

選挙ドットコムでは”選挙をオモシロク”を合言葉に、より多くの選挙報道・政治家情報を集めています。あなたも選挙ドットコムのサポーターになって協力してくれませんか?

Copyright © 2016 選挙ドットコム All Rights Reserved.